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美作河井駅の近代化産業遺産

美作河井駅の近代化産業遺産

JR因美線の「美作河井駅(みまさかかわいえき)」は、岡山県内で最北にある鉄道駅です。
(ちょっとの差で二番目になっているのは智頭急行線の「あわくら温泉駅」です。)

この駅は、津山駅から美作加茂駅間で運行していた“因美南線”の新しい終着駅として、昭和6年(1931年)に開業。
翌年、鳥取県の因美北線「智頭駅」から美作河井駅間が開業し全通してこの駅は途中駅になり、因美北線が南線を編入。名称を現在の「因美線」に改称しました。

“岡山県最北端の駅”ということで、冬には雪が降り積もることがあります。そしてここより北側へ行くとかなりの量の雪が積もります。
そのため、除雪作業をしながら鳥取方面からラッセル車がやって来て、この駅で折り返す必要があるため、転車台が造られました。
この転車台は、現在もこの駅に残されていて、2009年に“近代化産業遺産”に認定されています。

この転車台が使用されなくなってからは放置されいていて、いつしか土に埋まってしまっていた(埋めた?)のですが、2007年に掘り起こされて“現存する希少な転車台”として見学することが出来るようになりました。
※現在使用されている電車やディーゼル機関車などの列車は方向転換の必要が無いため、転車台は無用の長物ということで、かつてあった転車台は次々に姿を消しています。


駅舎全景
開通70周年の記念碑ホーム側から
美作河井駅の駅舎全景。隣駅の知和駅同様、風情ある木造の駅舎です。
一見知和駅と似た構造のように見えますが、窓枠はアルミサッシに取り替えられ、室内の壁も木製のボード(?)を使うなど近年の方法によって補修がされています。ホーム側の壁は漆喰?になっていますね。

松の樹矢筈城址の看板
この駅は、県道6号線をちょっと外れた高台に設けられているのですが、駅へやってきて一番に目を引くのがこの大~きな松。樹齢は不明ですが、これだけ育つにはかなりの年月が必要でしょうね。でも老木とは言えない程まだまだ元気な様子。

この駅は高山城とも呼ばれていた「矢筈城(やはずじょう)跡」の麓にあり、ここから城址へ行けるのですが、全国の山城の中でも屈指の高所・標高756mにあるので、「ちょっと気軽に…」とはいきません。完全に登山です(苦笑)。


駅舎内に飾られた写真駅員室
駅舎内には、駅の写真が飾られていました。ちょっと注目して欲しいのが、上の段の真ん中の写真。
この駅は単式ホームのはずなのに、列車が並走しています。
(そのわけは後ほどわかります)
知和駅と同じく、無人駅ではありますが、駅員がいた当時使用されていた駅員室が窓ごしに見ることが出来ます。
知和駅ほど、昭和ぽくしていないのは差別化しているのでしょうかね?
なぜかこんなところに除雪機が置かれていますよ。


ホームと駅舎の間を通る廃線
この駅、かつては島式ホーム1面2線と留置線1本が有って、合計1面3線の駅だったんです。しかし、行き違い施設は1997年に撤去されて、現在の単式ホーム1面1線になりました。


使用されなくなった線路プラットホーム
駅舎とプラットホームの間に使用されなくなった線路が撤去されずに今も残っていますが、当然、列車は通過しません。

プラットホーム。
津山方面から鳥取方面に向かっての様子です。
なんと駅舎だけでなく、電柱も木製、取り付けられている街灯もかなり古い物。もしも“電柱マニア”とかいるとしたら生唾モノでしょうね。


因美線の車両
そうこうしていると、列車が入ってきました。
何人か乗客が見えますが、通勤時間以外ならカラッポ状態でも不思議ではないので「あ、乗客いるじゃない」なんて思っちゃったり。


ターンテーブル
駅舎から少し津山側駅に歩けば、この『近代化遺産:美作河井転車台』があります。
この転車台は手動式なので、両端にレバーがありますね。
出来ることなら、実際にラッセル車が乗って、回転しているところを観たいものですが、原型はとどめているものの、機械部分の整備がオオゴトになりそうなので、叶わぬ夢なのでしょうね。


JR因美線 美作河井駅
岡山県津山市加茂町山下51 【地図】

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鉄道 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/11/04 23:57
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