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美作市ってどんなところ?

美作市(みまさかし)は岡山県の北東部にあります。

東側には兵庫県佐用町と宍粟市、北には鳥取県の智頭町が、南側に和気町、西側には勝央町と赤磐市が接しています。
美作市には、美作ICと作東ICのふたつの中国自動車道のインターチェンジがあって遠方からのアクセスも良く、南北を国道374号線が、東西を国道179号線が結んでいます。また、現在は赤磐市の熊山ICから和気町の佐伯IC間だけが開通している“美作岡山道路”が、しばらく先の話にはなりますが美作市まで繋がって、中国自動車道に接続される予定です。“美作岡山道路”は南端が山陽自動車道に接続もされる予定で、これが完成すれば交通の便はかなり良くなることでしょう。
鉄道では、東西をJR姫新線が通り、北部を智頭急行線が通っていますが、美作市内全域で考えると鉄道とは無縁の場所が多いですね。

地形は山が多く、南北に縦断する吉井川や吉野川沿いを代表に、川沿いに出来た平地が栄えて、比較的傾斜の緩やかな山間部に田舎集落が多いようで、棚田も多く見られ、山里田舎暮らしに適しているエリアと言えるでしょう。中心部以外は、農地と山と川の中に民家がある風景が広がっていて、時間がゆっくりと流れる暮らしを考えている方にはいい場所だと思います。

都会から田舎に来る際に気になることのひとつにインターネット環境があると思いますが、美作市は通信インフラの整備に力を入れており、全世帯に光ケーブルを引き込むことを目標に事業を推進しています。ですからヘンピな田舎の家でも快適にインターネットが可能なのはありがたいポイントですね。


美作の主要な産業は、農業と林業、そして観光です。
美作市には湯原温泉と奥津温泉と共に“美作三湯”として知られる「湯郷温泉」があります。
この温泉は1200年の歴史があると言われる古湯で、白鷺が足のケガを癒しているのを見た法師がいで湯を見つけたと伝えられており、別名“鷺ノ湯”とも呼ばれています。現在も温泉宿やホテルが立ち並ぶ他に日帰り温泉宿や足湯もあり、多くの観光客が訪れています。

他の観光名所には、日本唯一の人名が駅名になっている智頭急行線「宮本武蔵駅」付近にある“武蔵の里”、旧因幡街道の宿場町・古き家並が残る“大原宿”、岡山県下最古の木造建築で国の重要文化財にも指定されている“長福寺の三重塔”、山の頂上の温泉“大芦高原温泉・雲海”、モータースポーツに興味ある方にはF1GPも開かれたことがある旧TIサーキット英田=現名称“岡山国際サーキット”などもあります。

生活の利便性は、美作ICや市役所やJR姫新線「林野駅」などがある美作市の中心部は栄えており、大型スーパーや家電量販店などもあって便利なのですが、そこから離れるとせいぜいコンビニやストアーがあるくらい。
山の集落ともなれば店舗などは何もない場所もありますので、中心部から離れると車か単車が必須となってきます。
しかしその分、美作市は大半を山林が占めていることから判るように自然豊かな地域で、今では少なくなったか弱くも可憐な「カタクリの花の群生地」や「ホタルの名所」があったり、北部の旧東粟倉村エリアには岡山三大河川「吉井川」の源流が湧いていたり、ブナの天然林がある県下最高峰(1345m)の登山スポット後山があったりもします。

そんな美作市内で作られた農産物などは“道の駅 彩菜茶屋”で購入する事が出来ます。もしもあなたが美作市に移住して本格的に農業を始められたら、ここに出荷するのを目標にガンバってみてはいかがでしょう?

「美作市ホームページ」

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○○ってどんなところ? | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/05/07 19:52
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