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三穂太郎のからくり時計

美作市の湯郷温泉街のはずれにからくり時計があります。

このからくり時計は美作地方に伝わる巨人伝説『三穂太郎(さんぶたろう)』をモチーフに平成22年(2010年)に設置された物です。


三穂太郎のからくり時計
『三穂太郎』の伝説を簡単にご説明しますと…。

那岐山の麓の若い領主と若い娘に化けた大蛇の間に生まれ、「太郎」と名付けられ可愛がられていました。
しかし太郎に乳を与えるときは「決して見ないでください」と言って隠れて乳をやっていたのを不審に思った領主がこっそり覗いたところ、大蛇が太郎に乳を与えているのを見て驚き声をあげてしまいます。

本当の姿を見られた大蛇は「もうここへはおれません」と、那岐山の奥へと消えて行きました。
恋女房に逃げられ、太郎の乳を与えるものが居なくなり困り果てた領主は、那岐山の麓を探し回って、滝で大蛇を見つけ、家に戻るように説得するも「姿を見られた以上戻れません」と、大蛇は太郎が泣いたならこれをしゃぶられるようにと、ひとつの玉を領主に渡し滝壷深く消えました。

太郎は乳代わりに玉を舐めることでスクスクと育ったのですが…、しまいには那岐山よりも大きく育ち、立派な領主となって父を継ぎ、京の都へ行く際には三歩で行ったので「三歩太郎=三穂太郎」と呼ばれるようになったのだとか。

三穂太郎
このお話にはまだ続きがあるのですが、この記事の主役は『からくり時計』。
今回は三穂太郎がどんなキャラクターなのかという説明だけで、お話の全容はまた改めて書きますのでご容赦ください。

このからくり時計は、毎時0分になると稼働します。
時刻が0分になると、お囃子が鳴りだして湯郷温泉を見つけたと言われる「円仁法師(えんにんほうし)」が時計の下に現れて湯郷温泉のいわれを語り、続いて宮本武蔵を呼び出します。

そして、法師が三穂太郎を紹介し、時計の上がパカーッと割れて、太郎が現れ屋根を持ちあげ、目玉をキョロキョロ。法師が太郎の説明をしてからくり時計は最初の状態に戻る…という仕組みです。


閉じるからくり時計通常状態のからくり時計
法師の説明の中で「箸でつまんでおる小石は、にぎり飯の中に入っておったようじゃ」とあるんですけど、誰が作ったにぎり飯か知りませんが、うっかり入れてしまうにはデカ過ぎないですか?(苦笑)
しかも、作州の地(岡山県北東部)のあちらこちらに、太郎の弁当に入っていたと言われる岩が多数存在しています。

これは…太郎を良く思っていなかった何者かの仕業なのでは?!
毒とかじゃなく、一目でわかる大きな石なところから殺意というよりも嫌がらせっぽい感じですが。

ちょっとサスペンスな香りがしてきた(笑)『三穂太郎』のお話、遠くないうちに書くつもりです。
お楽しみに!

三穂太郎のからくり時計
岡山県美作市湯郷地内 【地図】

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観光-施設 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/11/15 23:13
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