吉備路もてなしの館

吉備路には、総社市スポーツセンターから岡山市の県総合グラウンド迄を結ぶ全長21kmのサイクリングロードが整備されています。
吉備路に多く残る史跡を自動車でピンポイントに見て回るよりも、のどかな田舎風景の空気を感じながらのんびりと自転車で観て回るのは健康的にもエコロジー的にもいいですよね。
ところが、その“のどかな田舎”という素晴らしいことと引き換えに、ほとんどお店が無いんですよね。
そんな方々の強い味方が、今回紹介する『吉備路もてなしの館』です。

備中国分寺を道路越しに眺めるこの施設、別にサイクリング専用のものじゃなくて自動車利用の方も普通に利用している“道の駅のちょっと小型版”といったかんじです。
駐車スペース・施設の大きさは道の駅としてはこぢんまりとしていますが、機能的にはほぼ同一のものですよ。


『吉備路もてなしの館』出入り口付近。
暖房中につき、出入り口が閉じられています。この入口の大きさからも施設のサイズが想像できますね。
店頭には地元で採れた新鮮野菜や米・竹炭・薪などが並べられています。
店の前のテントでセニアカーが置かれていました。販売はもちろんのこと、月単位でのレンタルもしているようです。
高齢化の進む田舎社会では確かに需要がありそうですよね。



店内の特産品コーナー。
数々の加工食品やお土産用のお菓子などが所狭しと並べられています。
なかでも目を引いたのがコレ、『軽部神社(かるべじんじゃ)』の“おっぱい絵馬”等の“おっぱい”関連商品♪
軽部神社は乳神様として有名で、安産・母乳の出を願うため、乳房を型取った手作りの絵馬が数多く奉納されており、女性達の信仰を集めているんです。
もうひとつ気になったモノ。
『山陽限定おとなのふりかけ』です。帰ってから調べてみたら日本全国の名産品に関連したおとなのふりかけを販売しているそうです。知りませんでした。
しかし!岡山県の名産品はいっぱいあるのによりによって「きび団子風」?ふりかけにあのきび団子の味は…。
実食したことのある人の話では「確かにきび団子の味」だそうです。他の地域のモノは美味しそうなのになー。
ご飯として食べるんじゃなくて、おやつ代わりにならいいかもしれませんねぇ(苦笑)。


休憩軽食コーナーは窓が大きくとられていて、店内に居ながらにして備中国分寺の五重塔が良く見えるようになっています。
食事や喫茶を愉しみながら、目でも素晴らしい風景を愉しめる素敵な空間ですよ。
この施設には展示ギャラリーコーナーもあり、様々な物が展示されているようですが、訪れた日に展示されていた木工作家さんの手による家具・小物展をラジオが取材中でした。取材のジャマにならないように遠巻きから一枚パチリ。
ちなみにこの『吉備路もてなしの館』の裏手にある三宅酒造という酒蔵は、『三宅酒造資料館』では、昔使われていた酒造りの道具が展示されています。
お酒に興味のある方、こちらもいい所に見学して行かれるといいですよ。
吉備路もてなしの館
岡山県総社市宿418 【地図】
駐車場:210台
TEL:0866-94-1048
定休日:年末(12/28~12/31)以外は無休
営業時間:10:00~18:00(4月~9月)・10:00~17:00(10月~3月)
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