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新見市ってどんなところ?

新見市は平成17年に旧新見市と阿哲郡大佐町・神郷町・哲多町・哲西町の1市4町が対等合併して、現在の新見市となりました。

新見市は岡山県北部の吉備高原にあり、北側に中国山脈を介して鳥取県日野郡日南町と日野町に隣接、北東部に新庄村、東側に真庭市、南側に高梁市、西側には広島県庄原市が隣接しています。

岡山県北西部にあるこの新見市は、市内の大半が石灰岩質の標高400~600mのカルスト台地にあって、大半が山林で占められており、わずかな平地部分に市街地が作られています。

新見市の交通機関ですが、鉄道では市の中心部にある「新見駅」へJR姫新線とJR伯備線とJR芸備線が乗り入れている中国地方中央部の主要駅の1つになっています。
この「新見駅」から東方面(真庭市・津山市方面)へ行くにはJR姫新線、南方面(高梁市・倉敷市方面)と北方面(鳥取県方面)へはJR伯備線、西方面(広島県方面)へはJR芸備線、東西南北どの方面へも鉄道を利用して行くことが出来るのは便利ですね。
姫新線の駅は東から順に「刑部駅(おさかべえき)」「丹治部駅(たじべえき)」「岩山駅(いわやまえき)」そして終着駅の「新見駅」。
JR伯備線の駅は南から「井倉駅(いくらえき)」「石蟹駅(いしがえき)」そして「新見駅」を経由して「布原駅(ぬのはらえき)」「備中神代駅(びっちゅうこうじろえき)」「足立駅(あだちえき)」「新郷駅(にいざとえき)」、この先は鳥取県になります。注意して欲しいのが、伯備線の駅である「布原駅」は、伯備線の列車は一切停車せず、芸備線の列車のみが停車するので、この駅で降りたい場合は「新見駅」で伯備線から芸備線に乗り換えてください。
JR芸備線の駅は「備中神代駅」が起点となっているのですが、運転系統上は「新見駅」が起点となっています。
「新見駅」を出た芸備線の列車は伯備線の「布原駅」に停車した後、「備中神代駅」で伯備線と別れて南西方向へ向かい、「坂根駅(さかねえき)」「市岡駅(いちおかえき)」「矢神駅(やがみえき)」「野馳駅(のちえき)」と経由して広島県へと入ります。

高速道路は中国自動車道が市の中心を東西に通っていて、市の中心部はずれ辺りに「新見IC」が設けられています。
県南部方面に行くには、真庭市の北房JCTで岡山道に入ることが出来、北の鳥取県方面へは同じく真庭市の落合JCTで米子道へと入ることが出来ます。

一般道路は市内を南北に国道180号線が、東西に国道182号線が通っていて、これらが主要な幹線道路となっています。


生活利便性の面ですが、街として発展しているのは市内を南北に流れる高梁川に沿って出来た平地部分だけ。
主だった生活関連施設は「新見駅」周辺に集まっていますので、この近隣ならばそこそこ便利に生活が出来ますが、その他大半を占める中山間地域ではバスも有るにはありますが、やはり自家用車があった方がいいでしょうね。

新見市の主要な産業は、市内大半が石灰岩質ということから石灰石を採取する鉱工業が盛んです。
豊かな自然環境に恵まれているので農業も盛んに行われていて、桃やピオーネが名産品となっています。
また、洞窟などの天然の観光資源も豊富なところです。

名産品には前述の「桃」「ピオーネ」などの農産物、チョウザメの卵を加工した「キャビア」、畜産物に「千屋牛(ちやぎゅう)」「大佐牛」も有名です。


観光スポットに、県指定天然記念物に指定されている洞窟「井倉洞(いくらどう)」「満奇洞(まんきどう)」、洞窟が崩れて出来た「羅生門」、「絹掛の滝」「鳴滝」など、自然の美しさを堪能できる名所が多い所ですね。
また、「別所アウトドアスポーツセンター」「いぶきの里スキー場」「神郷第一スキー場」など、自然の中で遊ぶことが出来るスポットも新見らしいところと言えるでしょう。


新見市での通信観光ですが、光ファイバー網を使ったブロードバンド環境普及により、情報格差解消と地上デジタル放送の難視聴地域への対策や防災無線の置換えを狙い、ラストワンマイル事業を行っていますので、ほとんどのエリアで光通信による快適な通信環境を整えることが出来るでしょう。

さて、新見市での田舎暮らしですが市内の大半が中山間地域ですので『里山田舎暮らし』となります。
しかし高梁川付近の平地はそれなりに街として発展していますので、この付近ならば半分田舎的な町暮らしも可能でしょう。

新見市ホームページ

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○○ってどんなところ? | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2012/12/27 16:07
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