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日本の冬の彩り・南天

南天の木お正月に飾られる門松に付きものの南天(ナンテン)。

南天の赤い玉状の実がお正月らしさというか、おめでたい雰囲気を作り出してくれていますよね。

この南天の木は中国が原産で、中国では南天燭(なんてんしょく)とよばれています。日本名の南天はそれを省略したものです。

この木は、“ナンテン”という名前から“難”を“転ずる”ととれることから、縁起木、厄除けとして鬼門や裏鬼門に植えられています。また、“不浄を清める木”ともされていて、便所の外に植えられることもありました。

そういうわけで古い家の庭や玄関先に南天の木が植えられているのをよく見かけます。

また、この木は初夏に白い花をつけるのですが、その花言葉も“機知に富む”“福をなす”“良い家庭”など、縁起の良いものばかりですので、何か庭木を植えようとお考えの場合はこの木を候補のひとつにしてみてはいかがでしょう。

縁起が良いだけでなく、ちょっと色どりが寂しくなる冬場の庭に、この木の真っ赤な玉状の実が映えます。
特に雪で真っ白になった庭と赤い実のコラボレーションは美しく、日本人でよかったと感じさせてくれます。

お弁当の飾りに南天の葉が入っていることがありますが、これは単なる飾りではありません。
南天の葉には“シアン化水素”という毒が含まれているのですが、その量は微々たるもので危険度はなく、逆に食品の防腐効果があるんです。

葉の他にも果実・茎・根にも薬効成分があります。
葉は南天葉(なんてんよう)という生薬に使われ、健胃・解熱・鎮咳などの効果があります。
また、生の葉をすりつぶして出来る汁は、食中毒・スリ傷・火傷などの痛み止めにもなります。
二日酔いや車酔い・船酔い等の時は、生の葉を噛むといいそうです。

真っ赤な南天の実を天日で乾燥させたものは咳止めや視力回復に効果があるのですが、咳止め作用の元となるドメスチンという成分は摂取しすぎると痙攣・知覚障害・運動神経の麻痺を起こす恐れがありますので、素人の方が試すことは危険ですよ。

南天の木の植え方ですが、種から育てるならば11月頃になって赤い実をつけたものを採取し、果肉部分を取り除いてすぐに撒くといいです。暖かい春になると芽を出しますが、花をつけるまで育つには4~5年ほど掛かります。

スグに花や実を愉しみたいなら挿し木で植えましょう。

挿し木に適した時期は3月中旬から下旬の春がやってきた頃合いです。
枝を15cmほどにカットしたものを赤玉土(あかだまつち)などの園芸用土に挿して陽当たりの良い場所に乾燥させないように気をつけて置いておけば5月~6月頃には根が張り始めて成長を始めますよ。

肥料は腐葉土な度を与えてやればいいのですが、土壌がよほど痩せていなければ大丈夫。地植えならば水やりもこまめにする必要は無く、よほど乾燥した場合のみ与えてください。
鉢植えならば、赤玉土7:腐葉土3の割合の土に植え、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてあげてください。

暖かいところを好む木ではありますが、ある程度の耐乾性も持っていますので北海道よりも南の地域ならばだいたいは栽培が可能です。でも完全に日陰になるような場所ではなく、陽当たりのいい場所に植えてあげてください。あまりにも日光に当たることが出来ないと花の月や実の付きが悪くなります。

また、花の咲く初夏は梅雨の時期と被りますので、あまりにも長雨が続くようだと受粉がしっかりと出来ないので、そういう年には花の上に何か雨を遮るものを被せてあげるといいですね。
(ビニール袋を被せるだけでもOK)
この雨避けは、雨が止んだら取り除くことをお忘れなく。

縁起が良く、見た目にも美しい花や実をつける南天の木、あなたも育ててみませんか?

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花・草・樹 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/01/10 23:51
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