岡山県の県民性は?
将来、移住先の候補を考える際に気になるものに、その土地で暮らす住民の人間性・性格・考え方といったことがあります。
その土地に永住するとなると住民とのコミュニケーションがうまくいかないとツライものがありますよね。
せっかく見つけた理想に近い住処なのに、イザ住んでみると人間関係で悩んでモンモンとする日々が続き、結局それを改善出来ずに、最悪の場合は泣く泣くその土地を離れることになってしまうことも無いわけではありません。
“土地柄=その地域での平均的な人柄”というものはありますが、もちろん個人個人で見てみるといろんな人がいるのは当たり前。
穏やかで人当たりのいい土地柄でも、たまたま隣人となった人が排他的で自己中心的で横暴な人になってしまうこともあり得るでしょうし、その逆も然りです。
それでも、その地域の土地柄を知っていれば、「こういう人が多い所だから、こういうふうに接っしていけばいいのかな?」などとある程度の心の準備が出来るものですよね。
そこで今回は岡山県民の特徴に触れてみたいと思います。
岡山県民と一言にいっても、県南部と県北部では住まう環境や経済状況、主要な産業、歴史などの影響で結構な違いがあると想いますが、それでも共通していることも少なくありませんよ。
※ご紹介する岡山県民性は、インターネット上で出来るだけ多くのサイトで情報を得て、大半のサイトで述べられていることを重視、それに岡山県北住民の私見をプラスしてまとめたものです。
その土地に永住するとなると住民とのコミュニケーションがうまくいかないとツライものがありますよね。
せっかく見つけた理想に近い住処なのに、イザ住んでみると人間関係で悩んでモンモンとする日々が続き、結局それを改善出来ずに、最悪の場合は泣く泣くその土地を離れることになってしまうことも無いわけではありません。
“土地柄=その地域での平均的な人柄”というものはありますが、もちろん個人個人で見てみるといろんな人がいるのは当たり前。
穏やかで人当たりのいい土地柄でも、たまたま隣人となった人が排他的で自己中心的で横暴な人になってしまうこともあり得るでしょうし、その逆も然りです。
それでも、その地域の土地柄を知っていれば、「こういう人が多い所だから、こういうふうに接っしていけばいいのかな?」などとある程度の心の準備が出来るものですよね。
そこで今回は岡山県民の特徴に触れてみたいと思います。
岡山県民と一言にいっても、県南部と県北部では住まう環境や経済状況、主要な産業、歴史などの影響で結構な違いがあると想いますが、それでも共通していることも少なくありませんよ。
※ご紹介する岡山県民性は、インターネット上で出来るだけ多くのサイトで情報を得て、大半のサイトで述べられていることを重視、それに岡山県北住民の私見をプラスしてまとめたものです。
■教育・人材育成先進県
岡山県の公式サイトからかいつまんで引用。
『岡山県は人材育成に大変熱心で全国的にも「教育県」といわれてきた。
江戸時代の岡山県内の寺子屋数は全国第3位(1,031校)、私塾は全国第1位(144カ所)。江戸期に日本最古の庶民のための藩校「閑谷学校」を設置。明治26年の小学校への就学率が68%(全国平均58.7%)で全国第3位、女子教育分野でも明治41年に高等女学校は全国1位(17校)。
平成23年の大学・短大の設置数(人口10万人当たり)は全国第4位で、岡山県はまさに「人材育成先進県」といえる。』だそうです。
確かにそうだと思いますし、公立図書館の利用率で全国1位ということからも、勉強熱心な県民性であると思います。
ただ、最近のニュースでは全国の学力テストの結果が小学校で45位、中学校で42位と過去最低でした。
学力テストの成績だけでその人の実力を測ることはできないと考えていますが、良いにこしたことは無いとも思いますので、ちょっと残念な結果だと想いますし、岡山県=教育県の時代は終わったか?とも想ってしまいます。
■交通マナーが悪い
教習所で教わる“曲がる三秒前には方向指示器(ウィンカー)を点灯”を守らない人が多いです。
ハンドルを切るのと同時だったり、中には一切出さないケースも見受けられます。
岡山国体の際に、“県外から多くの人が岡山県へ来るのにコノ状況は恥ずべきこと”として、岡山県内の多くの交差点手前に「★合図」のペイントをして改善しようとしたものの、現在も状況に変化は無いようです。
信号が青から黄色に変わると安全に停車出来る状況でも止まらないどころか、逆にアクセルを踏み込んで通過したり、赤に変わっても変わった瞬間ならまだ通過できると猛スピードで通り過ぎる車も少数ではないようです。
これでは県外の人から「岡山県民は交通マナーが悪い」と思われてしまってもやむなしですねぇ。
■自然災害が少ないための弊害?
岡山県は地震被害はほとんど無く、台風直撃による被害も少ないといった安心して暮らせる土地。
これは大変ありがたいことなのですが。
しかし、大災害にあったことが無い(自分が大変な目にあった経験が無い)ためでしょうか、誰かが困っているのを見ても“他人事”、或いは“自分で無くても誰かが…”と、積極的に手を差し伸べる行動には消極的な傾向があるようです。
それでも中山間地域が多い県北部は、大雨による土砂災害があるためなのか、県南部よりは助け合いの精神がマシなようにも思えます(県北住民の贔屓目?)。
■世間体に敏感
岡山県民は他人からどう見られているかということに敏感。何か行動する場合の判断にも大きく世間体が影響します。
家族など身内のモノがなにやら変わったことをしようとした場合には、“世間体が良くない”と判断したら猛烈に反対することも珍しくありません。
例え家計が火の車でも、冠婚葬祭には借金してまでも参加する努力、付き合いを何よりも大切にします。
また、相手が県外から来た人だと知れば、良い印象を持って帰ってもらおうと終始ニコニコと暖かく接する人が多いようです。
■伝統的であり革新的
古くから伝わる伝統行事や地域のナラワシ、歴史あるものをとても大切にする一方で、とても新しい物好きです。
新しい技術や製品に敏感で、農業の機械化にもいち早く取り入れたり、神輿を担げる若者が少なくなった地域では軽トラックに神輿を積んで移動させてでも伝統行事を継続させます。
■県内で見られる気質の違い
県南部の平地(岡山市中心部・倉敷市・総社市など)は、東西南北の交通の要所として経済発展したところらしく考え方が計算高いというか合理的。
特に男性は理屈っぽい面が見受けられるようで、交渉ごとには(自分の中では完璧な)論理武装をして相手に挑みます。
営業マンにピッタリな気質ですね。
海が近い地域(瀬戸内市など)では、晴れの日が多くて穏やかに暮らせる瀬戸内気候が大きく影響しているのか、平地地域と比較して陽気で穏やかな人が多いようです。
大半が中山間地域で、農業や林業が盛んな県北部の人達は、現在こそ会社勤めの人が多くはなっていますが、農家=“ワシが大将”ということで、必要以上に態度が大きなオジサンが多いように思われます。
誰と話す時もへりくだったりはせず対等以上な接し方。
でも相手が“先生(医者・政治家など)”と呼ばれるような職業の場合には、それを踏まえた接し方になります。
女性はすごくチャッカリとしている方が多く、家計を任せるには適任。
いつも明るくて人づきあいが好きですが、自分側の損得に関わることがあれば頭の中で電卓がフル稼働します。
県全体で共通するのは利益・不利益にはとても敏感だということでしょうか。
お金を使うのは生活が最優先。趣味や遊びに使うお金は極力絞って無駄遣いはあまりしません。
■岡山県民は無愛想?
県外の人が岡山県民どおしでの会話を聞いて思うのは「言葉が汚い」「愛想が悪い」「話し方がキツイ」ではないでしょうか。
そのため、岡山県民はいつも機嫌が悪いのか?なんて誤解されるかもしれませんがそうではなく、単なる方言の特徴なのでご心配なく。
「言葉が汚い」というのは方言の語尾が「じゃ」とか「が」「がな」となるため。
「愛想が悪い」「話し方がキツイ」というのは、単語だけで返事を済ますなど、短い言葉で言いきることが多いことがそう感じさせてしまうんですね。
ただ、本当に機嫌が悪い場合もありますので、判断が付きにくい時はちょっと丁寧に「あのぉ、すみませんが…」と笑顔で語りかけてみてください。案外と笑顔には笑顔で対応してくれるものですよ。
言葉は相変わらず簡潔でそっけなくても(苦笑)、トラブルでもない限り初見の相手に対しては好意的な接し方をする人が多いです。
以上を簡単にまとめると、
・教育に熱心(だった?)
・助け合いの精神と交通マナーに難あり?
・考え方はドライな傾向があるが人当たりはいい(腹の中ではどう考えているかは別)
・堅実な性分なので遊びにはお金を使いたがらない
・歴史文化は大切にする一方で最新のものにも敏感に反応する
・世間体が最優先で人付き合いを重視する
・言葉がきつく感じても機嫌が悪いとは限らない
ひとつ忘れていました。
これは県北部だけの特徴なのかも知れませんが、誰かに頼りにされるのを喜びます。
内容や程度にもよりますが、自分からは助けの手を差し伸ばさなくても、何かをお願いされると喜んで話を聞いてくれますし、可能な範囲で協力しようとしてくれ、時には望む以上の事までしてくれたりもします。
ただし「お金を貸してくれ」とか、金銭が直接的にからむと話が変わってきますのでご注意を。
いかがでしょうか?
以上の事を踏まえて岡山県民と接してみてください。何も知らずに接するよりは上手にコミュニケーションできると思いますよ。
岡山県の公式サイトからかいつまんで引用。
『岡山県は人材育成に大変熱心で全国的にも「教育県」といわれてきた。
江戸時代の岡山県内の寺子屋数は全国第3位(1,031校)、私塾は全国第1位(144カ所)。江戸期に日本最古の庶民のための藩校「閑谷学校」を設置。明治26年の小学校への就学率が68%(全国平均58.7%)で全国第3位、女子教育分野でも明治41年に高等女学校は全国1位(17校)。
平成23年の大学・短大の設置数(人口10万人当たり)は全国第4位で、岡山県はまさに「人材育成先進県」といえる。』だそうです。
確かにそうだと思いますし、公立図書館の利用率で全国1位ということからも、勉強熱心な県民性であると思います。
ただ、最近のニュースでは全国の学力テストの結果が小学校で45位、中学校で42位と過去最低でした。
学力テストの成績だけでその人の実力を測ることはできないと考えていますが、良いにこしたことは無いとも思いますので、ちょっと残念な結果だと想いますし、岡山県=教育県の時代は終わったか?とも想ってしまいます。
■交通マナーが悪い
教習所で教わる“曲がる三秒前には方向指示器(ウィンカー)を点灯”を守らない人が多いです。
ハンドルを切るのと同時だったり、中には一切出さないケースも見受けられます。
岡山国体の際に、“県外から多くの人が岡山県へ来るのにコノ状況は恥ずべきこと”として、岡山県内の多くの交差点手前に「★合図」のペイントをして改善しようとしたものの、現在も状況に変化は無いようです。
信号が青から黄色に変わると安全に停車出来る状況でも止まらないどころか、逆にアクセルを踏み込んで通過したり、赤に変わっても変わった瞬間ならまだ通過できると猛スピードで通り過ぎる車も少数ではないようです。
これでは県外の人から「岡山県民は交通マナーが悪い」と思われてしまってもやむなしですねぇ。
■自然災害が少ないための弊害?
岡山県は地震被害はほとんど無く、台風直撃による被害も少ないといった安心して暮らせる土地。
これは大変ありがたいことなのですが。
しかし、大災害にあったことが無い(自分が大変な目にあった経験が無い)ためでしょうか、誰かが困っているのを見ても“他人事”、或いは“自分で無くても誰かが…”と、積極的に手を差し伸べる行動には消極的な傾向があるようです。
それでも中山間地域が多い県北部は、大雨による土砂災害があるためなのか、県南部よりは助け合いの精神がマシなようにも思えます(県北住民の贔屓目?)。
■世間体に敏感
岡山県民は他人からどう見られているかということに敏感。何か行動する場合の判断にも大きく世間体が影響します。
家族など身内のモノがなにやら変わったことをしようとした場合には、“世間体が良くない”と判断したら猛烈に反対することも珍しくありません。
例え家計が火の車でも、冠婚葬祭には借金してまでも参加する努力、付き合いを何よりも大切にします。
また、相手が県外から来た人だと知れば、良い印象を持って帰ってもらおうと終始ニコニコと暖かく接する人が多いようです。
■伝統的であり革新的
古くから伝わる伝統行事や地域のナラワシ、歴史あるものをとても大切にする一方で、とても新しい物好きです。
新しい技術や製品に敏感で、農業の機械化にもいち早く取り入れたり、神輿を担げる若者が少なくなった地域では軽トラックに神輿を積んで移動させてでも伝統行事を継続させます。
■県内で見られる気質の違い
県南部の平地(岡山市中心部・倉敷市・総社市など)は、東西南北の交通の要所として経済発展したところらしく考え方が計算高いというか合理的。
特に男性は理屈っぽい面が見受けられるようで、交渉ごとには(自分の中では完璧な)論理武装をして相手に挑みます。
営業マンにピッタリな気質ですね。
海が近い地域(瀬戸内市など)では、晴れの日が多くて穏やかに暮らせる瀬戸内気候が大きく影響しているのか、平地地域と比較して陽気で穏やかな人が多いようです。
大半が中山間地域で、農業や林業が盛んな県北部の人達は、現在こそ会社勤めの人が多くはなっていますが、農家=“ワシが大将”ということで、必要以上に態度が大きなオジサンが多いように思われます。
誰と話す時もへりくだったりはせず対等以上な接し方。
でも相手が“先生(医者・政治家など)”と呼ばれるような職業の場合には、それを踏まえた接し方になります。
女性はすごくチャッカリとしている方が多く、家計を任せるには適任。
いつも明るくて人づきあいが好きですが、自分側の損得に関わることがあれば頭の中で電卓がフル稼働します。
県全体で共通するのは利益・不利益にはとても敏感だということでしょうか。
お金を使うのは生活が最優先。趣味や遊びに使うお金は極力絞って無駄遣いはあまりしません。
■岡山県民は無愛想?
県外の人が岡山県民どおしでの会話を聞いて思うのは「言葉が汚い」「愛想が悪い」「話し方がキツイ」ではないでしょうか。
そのため、岡山県民はいつも機嫌が悪いのか?なんて誤解されるかもしれませんがそうではなく、単なる方言の特徴なのでご心配なく。
「言葉が汚い」というのは方言の語尾が「じゃ」とか「が」「がな」となるため。
「愛想が悪い」「話し方がキツイ」というのは、単語だけで返事を済ますなど、短い言葉で言いきることが多いことがそう感じさせてしまうんですね。
ただ、本当に機嫌が悪い場合もありますので、判断が付きにくい時はちょっと丁寧に「あのぉ、すみませんが…」と笑顔で語りかけてみてください。案外と笑顔には笑顔で対応してくれるものですよ。
言葉は相変わらず簡潔でそっけなくても(苦笑)、トラブルでもない限り初見の相手に対しては好意的な接し方をする人が多いです。
以上を簡単にまとめると、
・教育に熱心(だった?)
・助け合いの精神と交通マナーに難あり?
・考え方はドライな傾向があるが人当たりはいい(腹の中ではどう考えているかは別)
・堅実な性分なので遊びにはお金を使いたがらない
・歴史文化は大切にする一方で最新のものにも敏感に反応する
・世間体が最優先で人付き合いを重視する
・言葉がきつく感じても機嫌が悪いとは限らない
ひとつ忘れていました。
これは県北部だけの特徴なのかも知れませんが、誰かに頼りにされるのを喜びます。
内容や程度にもよりますが、自分からは助けの手を差し伸ばさなくても、何かをお願いされると喜んで話を聞いてくれますし、可能な範囲で協力しようとしてくれ、時には望む以上の事までしてくれたりもします。
ただし「お金を貸してくれ」とか、金銭が直接的にからむと話が変わってきますのでご注意を。
いかがでしょうか?
以上の事を踏まえて岡山県民と接してみてください。何も知らずに接するよりは上手にコミュニケーションできると思いますよ。
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