南海トラフ巨大地震の危険度分布図
岡山県は地震被害が非常に少ない県ですが、まったく無いわけではありません。
県内を震源地とする地震はほとんどありませんが、近隣地域で巨大な自信が発生すれば当然影響を受けてしまいます。
昨年(2012年)の8月29日に、国(内閣府)が『南海トラフの巨大地震』による津波高・浸水域等(第二次報告)及び被害想定(第一次報告)について発表したことを受け、岡山県も9月28日に「津波高、被害想定等の概要」を発表。
※岡山県と南海トラフ巨大地震
この昨年9月の発表は国が用いたデータを使ってのものでしたが、この度、それに県独自で収集した地質データを追加して、より詳細な震度と液状化危険度の分布図を作成、発表されました。
※下の各画像をクリックするとリンク先のPDFデータを見ることが出来ます。

震度分布図【岡山県想定】 [PDFファイル/2.42MB]

液状化危険度分布図【岡山県想定】 [PDFファイル/809KB]
県内を震源地とする地震はほとんどありませんが、近隣地域で巨大な自信が発生すれば当然影響を受けてしまいます。
昨年(2012年)の8月29日に、国(内閣府)が『南海トラフの巨大地震』による津波高・浸水域等(第二次報告)及び被害想定(第一次報告)について発表したことを受け、岡山県も9月28日に「津波高、被害想定等の概要」を発表。
※岡山県と南海トラフ巨大地震
この昨年9月の発表は国が用いたデータを使ってのものでしたが、この度、それに県独自で収集した地質データを追加して、より詳細な震度と液状化危険度の分布図を作成、発表されました。
※下の各画像をクリックするとリンク先のPDFデータを見ることが出来ます。

震度分布図【岡山県想定】 [PDFファイル/2.42MB]

液状化危険度分布図【岡山県想定】 [PDFファイル/809KB]
この発表は、想定しうる最大規模のものが発生した最悪の場合のものですので、南海トラフ巨大地震が発生したとしても、これより被害が吸くなる可能性の方が高いでしょう。
それでも阪神大震災規模の震度6強の揺れが、県南部の何カ所かで発生する(可能性がある)ようで、万が一に備えておいたほうがいいでしょうね。
液状化は前回の発表されたものよりも危険度の高い地域が増えたようです。
県南部には干拓によって造られた人工的な平地が多いのですが、そういう地域の被害は相当なものになってしまいそうです。
今まで地震による大きな被害の経験が無い岡山県民は、依然としてこの規模の地震に対応した耐震住宅への改築が進んでいないのが実情で、特に県北部にその傾向が見られます。
いつ来るかわからないし、来たとしても最大規模のものになる可能性も考えると、高額な費用が必要となる耐震構造への改築に消極的になってしまう気持ちは理解できるというか、自分もその一人だったりするわけで、この問題は行政がなにか後押しをするようなことをしないことには状況に変化は起こらないと思います。
県が巨大地震の分布図公表 震度、液状化を独自推計
岡山県は15日、東海沖から四国沖沿いの南海トラフでマグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合の各地の震度と液状化の危険度を示す分布図を独自に作製、公表した。国が昨年8月に示した被害想定を基に、県が収集した地質データを加えて初めて推計。最大震度が「阪神大震災レベル」の震度6強は6市から3市に減ったが、液状化の範囲は国の想定より危険度の高い地域が広がった。
県は今後、津波の浸水域や水道、電力、ガスなどライフライン、人的な被害想定も独自に推計して公表し、それらを反映させ今春にも地域防災計画を修正する予定。市町村ごとの詳しい分布図も作製し、ホームページに掲載。市町村にもデータを提供して、きめ細かな対策に生かしてもらう。
分布図によると、市町村別の最大震度は北区を除く岡山市と倉敷市は国の推計と同じ震度6強。笠岡市は震度6弱から上がった。岡山市北区、玉野、備前、瀬戸内、浅口市は震度6弱に下がったものの、県南部の14市町で震度6以上となった。
液状化については岡山市南区や瀬戸内、笠岡市などで国の想定よりも危険度が「極めて高い」または「高い」とされた場所が多くなった。岡山、倉敷市のJR山陽線沿線や総社市など内陸の一部でも起きる可能性が高いとの結果が出た。
山陽新聞 県が巨大地震の分布図公表 震度、液状化を独自推計(2013/02/15)
それでも阪神大震災規模の震度6強の揺れが、県南部の何カ所かで発生する(可能性がある)ようで、万が一に備えておいたほうがいいでしょうね。
液状化は前回の発表されたものよりも危険度の高い地域が増えたようです。
県南部には干拓によって造られた人工的な平地が多いのですが、そういう地域の被害は相当なものになってしまいそうです。
今まで地震による大きな被害の経験が無い岡山県民は、依然としてこの規模の地震に対応した耐震住宅への改築が進んでいないのが実情で、特に県北部にその傾向が見られます。
いつ来るかわからないし、来たとしても最大規模のものになる可能性も考えると、高額な費用が必要となる耐震構造への改築に消極的になってしまう気持ちは理解できるというか、自分もその一人だったりするわけで、この問題は行政がなにか後押しをするようなことをしないことには状況に変化は起こらないと思います。
県が巨大地震の分布図公表 震度、液状化を独自推計
岡山県は15日、東海沖から四国沖沿いの南海トラフでマグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合の各地の震度と液状化の危険度を示す分布図を独自に作製、公表した。国が昨年8月に示した被害想定を基に、県が収集した地質データを加えて初めて推計。最大震度が「阪神大震災レベル」の震度6強は6市から3市に減ったが、液状化の範囲は国の想定より危険度の高い地域が広がった。
県は今後、津波の浸水域や水道、電力、ガスなどライフライン、人的な被害想定も独自に推計して公表し、それらを反映させ今春にも地域防災計画を修正する予定。市町村ごとの詳しい分布図も作製し、ホームページに掲載。市町村にもデータを提供して、きめ細かな対策に生かしてもらう。
分布図によると、市町村別の最大震度は北区を除く岡山市と倉敷市は国の推計と同じ震度6強。笠岡市は震度6弱から上がった。岡山市北区、玉野、備前、瀬戸内、浅口市は震度6弱に下がったものの、県南部の14市町で震度6以上となった。
液状化については岡山市南区や瀬戸内、笠岡市などで国の想定よりも危険度が「極めて高い」または「高い」とされた場所が多くなった。岡山、倉敷市のJR山陽線沿線や総社市など内陸の一部でも起きる可能性が高いとの結果が出た。
山陽新聞 県が巨大地震の分布図公表 震度、液状化を独自推計(2013/02/15)
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