マダニとSFTS
田舎には山や草むらなどがあり、そして山野草詰み・紅葉刈り・キノコ狩り、または集落の草刈りや仕事でその中に入ることもあると思いますが、その際に気をつけなくてはならないことがあります。
漆カブレとか、他人の所有地での山野草・キノコ狩りをしないとか、そういったことも気をつけなくてはいけませんが、自分の健康を守るために知っておくべきことがあります。
ダニ。
山中や茂みなどで春と秋に活発に活動するすごく小さな小さな虫です。
家庭内にも“コナダニ”“ヒョウダニ”等が生息しますが、これらはさほど気にする必要はありません。
しかし、屋外に生息しているマダニなどはウィルスや細菌を持っている可能性が高く、ダニに咬まれることで「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」や「ライム病」を、最近では「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」などの病気を発症することがあるのです。
特にSFTSウィルスに感染すると、倦怠感と共に発熱・嘔吐・下痢・腹痛・血小板減少などの症状が現れ、最悪の場合は死にいたることもあるにも関わらず、有効なワクチンはまだ無いのです。
このウィルスは最近になって発見されたもので、2009年に中国で謎の疾患が集団で発生し、その後2011年に原因となるウィルス:SFTSが確認されたのが最初で、致死率は十数%。
このSFTSウィルスはマダニから発見されていて、マダニの活動が盛んになる春や秋に患者も増加します。
日本ではつい最近までその存在が確認されていませんでしたが、海外渡航歴のない方が2012年秋にお亡くなりになったのが最初で、現在まで全国で4名の命を奪っているそうです。
過去に例の無かったウィルスによる病気が、半年以内に相次いで人の命を奪っていること、最初の患者さんは渡航歴が無い方ということから、もうすでに日本国内にこのSFTSウィルスが広まってきていると考えられます。
マダニは日本全国どこにでも生息していますので、限られた地域ではなく全国各地どこでも発症する可能性があります。
漆カブレとか、他人の所有地での山野草・キノコ狩りをしないとか、そういったことも気をつけなくてはいけませんが、自分の健康を守るために知っておくべきことがあります。
ダニ。
山中や茂みなどで春と秋に活発に活動するすごく小さな小さな虫です。
家庭内にも“コナダニ”“ヒョウダニ”等が生息しますが、これらはさほど気にする必要はありません。
しかし、屋外に生息しているマダニなどはウィルスや細菌を持っている可能性が高く、ダニに咬まれることで「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」や「ライム病」を、最近では「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」などの病気を発症することがあるのです。
特にSFTSウィルスに感染すると、倦怠感と共に発熱・嘔吐・下痢・腹痛・血小板減少などの症状が現れ、最悪の場合は死にいたることもあるにも関わらず、有効なワクチンはまだ無いのです。
このウィルスは最近になって発見されたもので、2009年に中国で謎の疾患が集団で発生し、その後2011年に原因となるウィルス:SFTSが確認されたのが最初で、致死率は十数%。
このSFTSウィルスはマダニから発見されていて、マダニの活動が盛んになる春や秋に患者も増加します。
日本ではつい最近までその存在が確認されていませんでしたが、海外渡航歴のない方が2012年秋にお亡くなりになったのが最初で、現在まで全国で4名の命を奪っているそうです。
過去に例の無かったウィルスによる病気が、半年以内に相次いで人の命を奪っていること、最初の患者さんは渡航歴が無い方ということから、もうすでに日本国内にこのSFTSウィルスが広まってきていると考えられます。
マダニは日本全国どこにでも生息していますので、限られた地域ではなく全国各地どこでも発症する可能性があります。
では、このSFTSウィルスを代表とするマダニによる病気を防ぐには?
■マダニが生息している可能性のある所を知り、そういう場所に出掛けるときにマダニ対策をしましょう。
・森林や竹藪
・草むらなどの茂み
■相手は非常に小さいのでいくら注意していても目で発見するのは困難です。
マダニが居ても大丈夫な肌の露出の無い服装をすることが一番の対処方法と言えます。
・長袖
・長ズボン
・手袋
・長靴
・帽子
・首元が露出してしまう場合は、バンダナなどを巻くといいでしょう
色の薄い衣服ならば、ダニが付着すれば発見しやすいのでオススメです。
■肌が露出する部分に虫よけスプレーを使用しましょう。着衣の上からスプレーをするのもいいですね。
※虫よけスプレーはDEETなどの有効成分があるものを選んでください
■帰宅したら(マダニが生息していそうな場所から離れたら)、衣服をよく払っておきましょう。
スグに入浴し、着衣は新しいものに着替えること。
着ていた衣類はすぐに洗濯するか、天日で干しましょう。
とにかく、「今までだいじょうぶだったから」と考えるのが一番危険です。
国内での最初の患者が出てまだ半年も経っていないことをお忘れなく。
もしもマダニに限らず、野外でダニに噛まれた?と思ったら早急に病院で診察を受けてください。
無暗に自分で潰してしまったらダニの体内や傷ついた皮膚からでる液体に病原体がいると、それが原因でウィルスに感染してしまいますので、処置は病院に任せるようにしましょう。
感染してしまった場合、6日から二週間ほどの長めの潜伏期間があり、原因不明の発熱や頭痛や倦怠感が現れ、食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛も伴います。
意識障害・けいれん・昏睡などの神経症状、咳や下血なども起きることがあるようです。
感染者からの飛沫感染や空気感染はまだ確認されていませんが、体液や血液に触れると感染する可能性が高いので、注意が必要です。
岡山県もホームページで、このSFTSについて警告する情報を掲載しています。
かなり詳しく解説してくれていますので一度目を通しておくことをお勧めします。
岡山県 ダニが媒介する感染症に注意しましょう。
■マダニが生息している可能性のある所を知り、そういう場所に出掛けるときにマダニ対策をしましょう。
・森林や竹藪
・草むらなどの茂み
■相手は非常に小さいのでいくら注意していても目で発見するのは困難です。
マダニが居ても大丈夫な肌の露出の無い服装をすることが一番の対処方法と言えます。
・長袖
・長ズボン
・手袋
・長靴
・帽子
・首元が露出してしまう場合は、バンダナなどを巻くといいでしょう
色の薄い衣服ならば、ダニが付着すれば発見しやすいのでオススメです。
■肌が露出する部分に虫よけスプレーを使用しましょう。着衣の上からスプレーをするのもいいですね。
※虫よけスプレーはDEETなどの有効成分があるものを選んでください
■帰宅したら(マダニが生息していそうな場所から離れたら)、衣服をよく払っておきましょう。
スグに入浴し、着衣は新しいものに着替えること。
着ていた衣類はすぐに洗濯するか、天日で干しましょう。
とにかく、「今までだいじょうぶだったから」と考えるのが一番危険です。
国内での最初の患者が出てまだ半年も経っていないことをお忘れなく。
もしもマダニに限らず、野外でダニに噛まれた?と思ったら早急に病院で診察を受けてください。
無暗に自分で潰してしまったらダニの体内や傷ついた皮膚からでる液体に病原体がいると、それが原因でウィルスに感染してしまいますので、処置は病院に任せるようにしましょう。
感染してしまった場合、6日から二週間ほどの長めの潜伏期間があり、原因不明の発熱や頭痛や倦怠感が現れ、食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛も伴います。
意識障害・けいれん・昏睡などの神経症状、咳や下血なども起きることがあるようです。
感染者からの飛沫感染や空気感染はまだ確認されていませんが、体液や血液に触れると感染する可能性が高いので、注意が必要です。
岡山県もホームページで、このSFTSについて警告する情報を掲載しています。
かなり詳しく解説してくれていますので一度目を通しておくことをお勧めします。
岡山県 ダニが媒介する感染症に注意しましょう。
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