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岡山県二年連続転入超過

総務省が発表した2012年の人口移動報告によりますと、中国地方の5県のうちで唯一、岡山県は転入者が転出者を404人上回って二年連続の転入超過となったそうです。
2012年の転入超過した都道府県は11。その多くが大都市圏に集中している中で、地方で二年連続超過は珍しいこと。

これはもちろんあの震災以後、“自然災害が少なくて安心して暮らせるところ”として岡山県が注目された影響なのは明らかですね。

「NPO法人ふるさと回帰支援センター」の調べでは、全都道府県への移住希望先アンケートで2010年にはランク外(21位以下)だった岡山県が、2011年には17位に躍進。2012年は2位にまで大浮上しているそうです。

中でも岡山市は1655名の転入超過で、全国の市町村トータルで14位の数字です。倉敷市も901名、総社市が360名と県南エリアが健闘しています。

その一方で津山市-440名、美作-229名など県北エリアはマイナスばかりという結果に。

県北部は自然が多くてのんびりと暮らすのには良いものの、まだ働かなくてはならない世代の方にとって就職の面で、「田舎は給料が安い」「職業選択の幅が狭い」などといったイメージがあるからなのでしょうね。
生活面でも県南部と比べて県北部は自動車が無いと不便ですし、冬には降雪もあることも影響しているのではないでしょうか。

岡山理科大の緒方清隆教授と松下大輔准教授が実施した、東日本大震災と福島第1原発事故で岡山県内に避難している“母子世帯の生活実態調査”(回答71名)によりますと、1カ月の生活費は10万円未満32%、10万円以上15万円未満が31%、15万円以上20万円未満が18%という結果で、貯金を切り崩しながら暮らしている家庭が24人と消して楽ではない現状が浮き彫りになっているとのこと。

近所付き合いについても、「帰属感を感じる」と答えた人は11人に留まり、避難者が参加できる交流会やサロンについて、交通手段などの理由で参加出来ていない方も25%もいて、岡山県での暮らしに疎外感を感じている人は少なくないようです。

岡山市では2013年度から市営住宅の空き住戸を期間限定で提供し、定住につなげる取り組みを始めるため、13年度の一般会計当初予算案に関連費用400万円を盛り込んだそうですが、せっかく移住したのに馴染むことが出来ない方達のためのケアにも力を入れる必要がありそうです。

そんな中、東日本大震災の被災者らを支援している瀬戸内市の住民グループ「せとうち交流プロジェクト」が、岡山県内に避難、移住している方々のための“移住者交流会”を開くことにしたそうです。

震災移住者と交流深めよう 3月2日、岡山で催し

 東日本大震災の被災者らを支援している瀬戸内市の住民グループ「せとうち交流プロジェクト」(立岡脩二代表)は3月2日、地震発生から2年になるのを前に、移住者交流会をキリンビール岡山工場(岡山市東区瀬戸町万富)で開く。県内に避難、移住している人の参加を呼び掛けている。

 移住者同士やプロジェクトメンバーらと親睦を深め、“新天地”での交友を広げてもらう。会場にはおでんやカレー、巻きずしなどを用意。同工場も協力し、生ビールやソフトドリンクなどを提供する。親子で楽しんでもらおうと腹話術や糸操り人形劇、巨大紙芝居も予定している。

 午前11時50分〜午後3時。交流会前の午前10時と11時からは工場見学がある。会費は高校生以上500円、3歳から中学生までは300円。JR万富駅や瀬戸内市内からの無料送迎もある。

 原発事故による放射線への懸念などで県内に転居した人の中には、地域に溶け込めず孤立したり元の居住地に戻ったりするケースも出ていることから企画した。交流を通し、必要とされる支援についても考える。

山陽新聞 震災移住者と交流深めよう 3月2日、岡山で催し(2013/02/22)

せっかく安心して暮らせるところを求めて岡山に来たのに、場所の提供はしても住民の気持ちが受け入れる状況に無くて、移住者のみなさんにツライ思いをさせてしまうなんて、岡山県民にとっても非常に残念なことと感じます。

大きな自然災害が少ないためか、人に助けてもらったり助けたりという経験がほとんど無い人が多い岡山県。
そのため、なんでも自分だけで解決するのがあたりまえになっているので、他人にも無意識の内にそれを求めてしまうのでしょうか? 自分から率先して困っている人に手を差し伸べないという県民性が出てしまっているようです。

明らかに助けが必要だとわかる状況や、ハッキリと助けを求められたりしたら、喜んで手を差し伸べるのですが。

移住者同士の交流会は素晴らしい取組みで、今後も継続して行うべきことですけども、移住者の現在置かれている状況をもっと発信する必要があるでしょう。
岡山県民と移住者が交流するイベントを開いて、受け入れ側の岡山県民が移住者の本音を聞く機会を設けることも必要に感じます。

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岡山で暮らす | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/02/26 23:44
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