岡山の著名人:岸本斉史【漫画家】

双子の弟である岸本聖史(きしもとせいし)さんも漫画家です。
『NARUTO-ナルト-』は岸本さんの初連載作品にして代表作、1999年の連載開始されてから今もなお連載が続いていて、コミックスは2013年3月現在で63巻までが発売されています。
週刊少年ジャンプという漫画雑誌は、読者からの人気がとれないと簡単に連載を打ち切られることで知られていて、一年間連載が続くというのはスゴイことなんです。
早いものだと10週でバッサリと打ち切られてしまいます。(これからストーリーが盛り上がるところなのに、碌に副線の回収をすることもなくイキナリ話をたたんで終了する漫画は打ち切りの典型ですね)
そんな雑誌でこれほどまでに連載が続いているということがまず人気のバロメーターと言えるでしょう。
『NARUTO-ナルト-』は2002年からTVアニメ化もされていて、主人公のナルトが成長してストーリーが新展開を迎えてからは『NARUTO-ナルト-疾風伝』と改題、現在も好評放送中です。
この作品は忍者を扱っていることもあってか海外での人気も非常に高く、23カ国以上で漫画が販売されている他、60カ国以上でアニメが放送されているんだそうです。
海外でのコミックとアニメのイベントなどでは『NARUTO-ナルト-』の登場キャラクターのコスプレする人は珍しくないそうです。
岸本さんは、当初はラーメンを題材にした漫画を描きたかったのだそうですが、それでは編集部からOKが貰えず、“ナルト”の名前だけを引き継いで何か別のものを…と考えてたどり着いたのが忍者が漫活躍する漫画だったのだとか。
岸本さん曰く、勉強もスポーツも得意ではなく、女の子にモテるわけでもなく劣等感の塊だったそうで、唯一の得意ジャンルである漫画でも、連載前の新人時代は描けども描けどボツばかりでツラい毎日。これがダメだったら最後にという思いで描いたのが『NARUTO-ナルト-』で、主人公のナルトにはそんな岸本さんの劣等感が強く投影されています。
結果、岸本さんにとってこのナルトというキャラクターは感情移入もしやすく動かしやすいものとなり、また、読者の共感を得ることに成功しました。
※現在連載中のストーリーは大詰めを迎えていて、ナルトも周りの人間達を引っ張るまでに成長しています。
この漫画がここまでの支持を得たのはナルトというキャラクターの魅力だけではありません。
確かなデッサン力に裏打ちされた人物描写、魅力的なカメラアングルとそれを歪みなく描き切る技術など、現在の人気漫画家の中でも上位に入ると思われる画力で紡がれる、架空の忍者世界で繰り広げられる壮絶なバトル描写とその中で語られる人々の絆を扱ったドラマ。
そして岸本さんが漫画を描く上で強く意識しこだわっている“中学二年生のころの感性”。
これは大人目線になってしまうとリアル重視になりすぎてワクワクするドリームが欠けてしまうし、かといって低年齢になりすぎると、話が単純になりすぎて深みが無くなってしまうということなのでしょう。
この“中二”の感性で描いているからこそ、小学生から大人まで幅広い年代の人達が愉しむことが出来る作品になっているんでしょうね。
さて、この13年たった今も連載中の『NARUTO-ナルト-』、いよいよ話は終盤を迎え、そう遠くはない内に大団円を迎えそうな展開となっています。
もちろん連載終了せずに新章がスタートする可能性もありますが(苦笑)、個人的には今の流れでキレイにまとめて完結してくれた方がいいように思います。
もしも連載が終わったらしばらく休暇を取られることと想いますが、その後にはどんな新作を魅せてくれるのでしょうか。今から楽しみです♪
岸本さん曰く、勉強もスポーツも得意ではなく、女の子にモテるわけでもなく劣等感の塊だったそうで、唯一の得意ジャンルである漫画でも、連載前の新人時代は描けども描けどボツばかりでツラい毎日。これがダメだったら最後にという思いで描いたのが『NARUTO-ナルト-』で、主人公のナルトにはそんな岸本さんの劣等感が強く投影されています。
結果、岸本さんにとってこのナルトというキャラクターは感情移入もしやすく動かしやすいものとなり、また、読者の共感を得ることに成功しました。
※現在連載中のストーリーは大詰めを迎えていて、ナルトも周りの人間達を引っ張るまでに成長しています。
この漫画がここまでの支持を得たのはナルトというキャラクターの魅力だけではありません。
確かなデッサン力に裏打ちされた人物描写、魅力的なカメラアングルとそれを歪みなく描き切る技術など、現在の人気漫画家の中でも上位に入ると思われる画力で紡がれる、架空の忍者世界で繰り広げられる壮絶なバトル描写とその中で語られる人々の絆を扱ったドラマ。
そして岸本さんが漫画を描く上で強く意識しこだわっている“中学二年生のころの感性”。
これは大人目線になってしまうとリアル重視になりすぎてワクワクするドリームが欠けてしまうし、かといって低年齢になりすぎると、話が単純になりすぎて深みが無くなってしまうということなのでしょう。
この“中二”の感性で描いているからこそ、小学生から大人まで幅広い年代の人達が愉しむことが出来る作品になっているんでしょうね。
さて、この13年たった今も連載中の『NARUTO-ナルト-』、いよいよ話は終盤を迎え、そう遠くはない内に大団円を迎えそうな展開となっています。
もちろん連載終了せずに新章がスタートする可能性もありますが(苦笑)、個人的には今の流れでキレイにまとめて完結してくれた方がいいように思います。
もしも連載が終わったらしばらく休暇を取られることと想いますが、その後にはどんな新作を魅せてくれるのでしょうか。今から楽しみです♪
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