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和の花:椿

椿の花 イメージ椿(つばき)は日本原産の常緑樹(落葉せず年中葉を付けている)で、生垣に使われていることもあります。
早咲きの品種は、花の少ない冬真っ只中に花をつけるので、寂しくなりがちな冬の庭を彩ってくれます。
“花椿”は春の季語ですが、“寒椿”“冬椿”は冬の季語ですね。
※品種により開花時期にズレがありますが、だいたい1月から5月初旬くらいまでです。

椿には多くの品種があり、園芸種の多くは日本の野生種である“ヤブツバキ”を元に品種改良したもので、暑さ寒さに耐性があり、初心者の方でも気楽に育てられるのが嬉しいところ。
“ユキツバキ”やその園芸品種は冬の乾燥に弱いので路地植よりも鉢植え栽培の方が適しているようです。

品種と言えば“サザンカ”も椿の近種ではあり、椿に似たところも多いのですが、椿の特徴である“花が散る時は花丸ごとボテッと落ちる”のではなく、個々の花びらが散るという大きな違いがあるので、椿とは別の“サザンカ”という種類として扱うのが一般的なようです。
でも、椿もサザンカも多くの品種がありますのでパッと見た目では間違えてしまうこともあるようですね。
両者の見分けポイントは、

・サザンカは花びらが散るが、椿は萼と雌しべだけを残して花丸ごと落ちる
・サザンカは雄しべの花糸が根元から離れているが、椿は下半分くらいがくっついている
・サザンカの花が完全に開き切るのに対して椿の花は開ききらない

椿は日本原産ということもあってか、全国各地の自治体の花になっていて、岡山県でも新見市が市の花に、浅口郡里庄町が町の花にしています。

椿と言えばその花を連想する人がほとんどでしょうが、実は葉っぱも鑑賞の対象になります。江戸時代には葉の突然変異を見つけ、選抜育成して観賞していたそうですよ。

また、観賞用の植物としてだけではなく様々な用途に椿は使用されています。

●木炭:椿の木炭は品質が高いことから大名の手焙り用に選ばれていました
●灰:日本酒の醸造には木灰が必要ですが、椿のものが最高だとされています。椿の灰は染色用にも使用されていました
●木材:固く緻密均質で木目が余り目立たない、摩り減りにくいといった特徴から、工芸品(ハンコ・将棋の駒など)に使用されます。
椿の樹は20mほどまで成長はしますが、日本国内の大きな樹はほとんどが伐採されており大木が入手困難なので建築用にはほとんど使用されません。
●油:種子(実)を絞って採れる椿油は、高級食用油や整髪料として使用されています。かつては灯りの燃料としても使われていたそうです。
●薬用:葉から採れるエキスが止血薬になります。

椿を育てる場合、庭植えをするなら水はけがよくて西陽が当たらない半日陰に植えましょう。
品種によっては寒風を苦手とするものもありますので、あまり風通りの良くない場所が良いでしょう。
鉢植えなら2~3年ごとにひと回り大きな鉢に植え替えてください。

植え替え・植えつけのどちらも開花後の3~4月や梅雨、彼岸過ぎが適していて、真夏や真冬は避けるようにしてくださいね。

庭植えの場合は、しっかりと根付いてしまえば水やりの必要はほとんどありません。水やりをした方がいいのは猛暑が連日続いて土が極端に乾燥してしまった時くらいでしょうか。
鉢植えなら夏場は朝晩の二回、春と秋は一日か二日に一回、冬場は土が乾燥しているようなら水やりをするようにしてください。

派手さはないですが、落ち着いた色合いの椿の花は“日本の風景”によく合いますよね。日本家屋の生垣にも適していますよね。
「和の心」を演出するのにピッタリの椿。あなたの家にもいかがですか?

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花・草・樹 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/04/04 23:40
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