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中須賀船着場の桜

中須賀船着場石灯籠

津山市宮尾の吉井川沿いにある中須賀(なかすが)と呼ばれるこの地はかつて出雲街道の船着場があったところ。
当時は吉井川を船便で往来し、下流の備前国との交易をする物資の集積地として、そして宿場町として栄えたところで、出雲街道の要衝のひとつだったのだそうです。

出雲街道の両側に伊勢神宮内宮・外宮(明治元年11月吉日)の石灯籠、吉井川沿いに金比羅宮(嘉永7年10月吉日)と刻まれた石灯籠が建てられていて、常夜灯として昭和十年代頃まで地域の各家順番で点火をしていたんだそうです。

その後、時代の流れから川には橋が架けられ河川は改修、船での往来がされなくなったことから役目を終えた三つの石灯籠はこの場所に集められました。

桜並木入口から案内看板
中須賀船着場石灯籠がある川土手の桜並木。
桜並木入り口に出雲街道の石碑と案内看板が建てられています。


吉井川を見下ろす
かつては高瀬舟が往来していたという吉井川を見下ろす。


石灯籠そばに置かれたテーブルとイス案内看板
石灯籠の近くには丸いテーブルと椅子が置かれています。町内の方が置かれたのでしょうか。
中須賀船着場石灯籠の解説が書かれていました。久米町が津山市と合併する以前に建てられたままなので“久米町教育委員会”となっていますね。

と、ここまで書いて気付きました。石灯籠は三つあるのになんとひとつしか写真に映っていません、なんという失態(汗)。
三つの石灯籠は仲良く並んでいるというのにあり得ないミスです。これはきっとうららかな春の陽射しのせいで頭がボケちゃってたんでしょうかね(苦笑)。

岡山県津山市宮尾地内 【地図】

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観光-史跡 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/04/05 23:51
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