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カブトガニが棲むまち



“生きている化石”と呼ばれるモノの中でも、見た目が正にソノマンマだと思えるカブトガニ。
二億年前から現代まで変わらないその姿は、全長50~60cm、頭胸部は甲状で両側後方にやや伸び、背面がなめらかなドーム状になっていて兜を連想させます。長い棒状の尻尾があるのも特徴のひとつですね。

このなんとも“いかにも古代生物”を体全体で表しているカブトガニの姿にロマンを感じる男性は少なくないのではないでしょうか。

カブトガニによく似た生物に“カブトエビ”がいますが、カブトガニが蜘蛛やサソリに近い生物なのに対してカブトエビはサイズがとても小さくエビに近い生物なのだそうです。
また、カブトガニが海水で暮らすのに対してカブトエビは田んぼなどの淡水で生きる生物で、姿こそ酷似していますが、まったくの別の生物です。
※カブトエビも古代から姿を変えていない生きた化石のひとつです。

主に瀬戸内地方の干潟などに生息してきたのですが、近年の開発により生息環境が悪化したため現在は希少種となり、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧I類に指定されていて、岡山県では笠岡市の笠岡湾の干潟に生息していて天然記念物に指定されています。

笠岡市では、市民によるカブトガニの保護活動を行なっていて、地域の中学校では「カブトガニ保護少年団」を結成して調査・飼育や清掃活動を行っています。
また、毎年恒例となった市民による海岸清掃・漁業者の保護協力も行っていて、地域をあげたカブトガニの保護活動に取り組んでいます。

また、笠岡市は世界で唯一の「カブトガニ博物館」を1990年に設立、カブトガニの生態などを学ぶことができる他に、博物館の外の公園には恐竜や古生物の実物大オブジェを造って古代ロマンを盛り上げてくれます。

減少し続けていると思われていた笠岡湾のカブトガニですが、笠岡市民の環境改善への取り組みの成果が昨年あたりから現れてきているようです。

カブトガニの生息環境回復 笠岡、12年度の保護数増

 笠岡市立カブトガニ博物館(同市横島)に保護されたカブトガニが2012年度、28匹に上ったことが同博物館のまとめで分かった。20匹超は02年度以来で、同館は「生息環境が回復しつつあるという証しだが、予想以上で驚いている」とうれしい悲鳴を上げている。

 内訳は雄12匹、雌10匹、成体になる直前の亜成体6匹。大半は個体を識別する番号がなく、保護されたことがない新しい個体とみられる。

 12年6月2日に第1号が見つかって以降、同市や福山市で漁師の網に掛かるなどした個体を同館で保護。中には釣り客が釣り上げたケースもあった。

 同館によると、保護する個体数は06年度以降、6匹前後と低迷していたが、11年度は久しぶりに2桁の12匹に。12年度も期待を寄せていたところ、一気に倍以上に達した。

 朗報は保護数の増加だけにとどまらない。28匹のうち2組4匹はつがいの状態で見つかり、これも02年度以来。国指定天然記念物のカブトガニ繁殖地(神島水道)付近での自然産卵は4年連続で確認されている。

山陽新聞 カブトガニの生息環境回復 笠岡、12年度の保護数増(2013/04/20)

一年間で一気に倍増したのはすごいですね♪
ツガイでの発見があったのも朗報でしょう。人間が繁殖に手助けをしようと想えば可能ではあるのでしょうが、やっぱり自然のままの環境で自分達の力で繁殖しないことには、おそらく長くは持たないと思います。

ちょっと県北住民からしたら遠くてなかなか気楽に行ける場所ではないのですが、カブトガニ博物館は言ってみたいところのひとつです。
※ちなみに津山市からこの博物館までは100kmと少し離れています。おそらく自動車で片道2時間以上はかかるんじゃないでしょうか(苦笑)。

行くならシッカリと事前に下調べして、ココ以外にも何カ所か立ち寄って…と考えています。いつになるかは未定ではありますが、なんとか時間を作って行ってみたいですね。

カブトガニ博物館
岡山県笠岡市横島1946-2 【地図】
TEL:0865-67-2477
休館日:毎週月曜日(祭日や夏休みなど例外あり)月曜日が祝日の場合は火曜日
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30迄)
入館料:一般510円・高校生300円・小中学生200円

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観光-施設 | コメント:(2) | トラックバック:(0) | 2013/04/20 23:56
コメント:
No title
はじめまして
カブトガニ好きです

博物館の前身として昭和50年には、”カブトガニ保護センター”が作られたんですよ。
今も、その施設は博物館の一部となっています。

笠岡の特徴といえば、島になるのでしょうか?
夏には海水浴などいかがでしょう。日本海の海水の美しさには引け目を感じますが...

そして、やっぱり笠岡ラーメンを一度ぜひ!
Re: No title
mizさん、コメントありがとうございます。

> 博物館の前身として(略)今も、その施設は博物館の一部となっています。
そうなんですね、はじめて知りました。情報ありがとうございます。

> 笠岡の特徴といえば、島になるのでしょうか?
> 夏には海水浴などいかがでしょう。日本海の海水の美しさには引け目を感じますが...
日本海と瀬戸内海、ひとことに「海」と言っても全然違いますよね。荒々しいイメージの日本海、穏やかなイメージの瀬戸内海。どちらもそれぞれの魅力がありますね。

> そして、やっぱり笠岡ラーメンを一度ぜひ!
笠岡ラーメンはまだ食べたことないんですよ。食べてみたいんですがなかなか機会がなくって…。
ラーメン食べるなら暑い夏はハズしての笠岡訪問にしたほうがいいかもしれませんね(笑)。

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