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ファジアーノ岡山 J1への道の途中

ファジアーノ岡山『ファジアーノ岡山』は母体となる企業を持たない、岡山市・倉敷市・津山市を中心とした県全体をホームタウンとするプロサッカーチーム。
昨年はJ2過去最高位8位だったことから、いよいよ2013年度はJ1昇格を目標に置いてJ2で戦っています。

ファジアーノ岡山の前身となるチームは、川崎製鉄水島サッカー部の調整者およびOBによる外部クラブ「リバー・フリー・キッカーズ(以下RFK)で、J1で活躍中の「ヴィッセル神戸」と同じ川崎製鉄水島サッカー部の流れを組むチームですが、川崎製鉄はRFKの運営には直接関与していませんでした。
そのため1994年に川崎製鉄水島サッカー部が神戸に移転して「ヴィッセル神戸」としてプロクラブ化した際にも水島に残ることになりました。

2001年、岡山県サッカー協会は、地元に根ざした既存チームを中核にJリーグを目指すクラブと作ることを決定、2003年にRFKを中核チームとしてチームを解消・再結成する形で「ファジアーノ岡山フットボールクラブ」が結成されました。

“ファジアーノ”というのは、岡山県ゆかりの桃太郎に登場し、岡山県の鳥とされているキジのイタリア語での名称。そのためマスコットキャラクターのファジ丸もキジをモチーフにデザインされています。

母体となる企業を持たない為、活動資金は県内自治体・公的機関・中小企業基金、地域募金を中心とした地域支援を資金源とするチームです。

ホームスタジアムは岡山市北区のkankoスタジアム(カンコースタジアム)ですが、チーム設立以来ずっと専用練習場を持っておらず、市民共用グラウンドをジプシーのごとく渡り歩く状態で、専用練習場でないことから天然芝での練習は芝の管理のために控え、体に負担が掛かる人工芝での練習を強いられることも少なくなく、結果、故障する選手相次ぎ、また有力選手の勧誘にもこの練習場問題が悪影響していました。

そのためクラブハウスを備えた専用練習場の確保は最優先課題として2011年にようやく児島湾近くの百間川河口東側にある岡東浄化センター内に整備することを決定。
2013年3月に待望の専用練習場は「政田サッカー場」という名称で完成、4月から使用開始されています。

J2参加初年度の2009年は最下位と残念な結果でしたが、翌2010年は少し順位を上げて17位、2011年は13位と着実に順位をアップ、そして2012年は初めてのひと桁順位8位に。
Jリーグ加盟チームとして恥ずかしくない練習環境が整い、また、“ファジアーノ岡山特命PR部女子マネージャー”に任命された桃瀬美咲さん(ホリプロ所属:岡山市出身)が素晴らしく可愛く(ネット上ではファジアーノを羨む他チームサポーターたちの声多数w)、J1昇格に向けて選手のモチベーションは俄然アップしていることでしょう。

ちなみに4月21日までの結果は4勝6分けで負無しで、順位は3位に付けています。
これは…もしかしてもしかしたら本当に今年はヤッテくれるかもしれませんねっ。

ファジ、Jリーグ通算50勝 2―0で群馬破り3位浮上

 待ちに待ったJリーグ通算50勝を達成―。サッカーJ2のファジアーノ岡山は21日、岡山市のカンコースタジアムでザスパクサツ群馬を2―0で破り、2009年のJ昇格から177試合目で節目の白星を挙げた。今季リーグの勝ち点を18に伸ばし、順位は一つ上げて3位とした。

 ファジアーノは前半こそ押し込まれたが、後半に流れを引き寄せる。9分、CKからDF植田のヘディングで先制すると、28分にはFW荒田の2戦連続ゴールで突き放した。守備陣も最後まで集中力を切らさず、無失点で抑えた。

 キックオフの午後1時は気温15・5度。強く冷たい風が吹いたものの、熱気に満ちた快勝劇に約7千人のサポーターは大歓声。50勝まであと1勝としながら2戦続けて引き分けていただけに、勝利の瞬間はスタジアムから大きな拍手が湧いた。

 ファジアーノの通算成績は10戦負けなしの4勝6分け。次戦(28日)はアウェーで首位のヴィッセル神戸に挑む。

山陽新聞 ファジ、Jリーグ通算50勝 2―0で群馬破り3位浮上(2013/04/21)

ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

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ニュース | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/04/21 23:57
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