B-1グランプリ in 津山 レポート

岡山県では初のB-1グランプリ関連イベント、地方大会では最多となる22団体が参加した『B-1グランプリ in 津山』が5月25日・26日の二日間に掛けて開催されました。
この津山市で開催されたB-1地方大会は、会場を複数個所に分散して“来場者に津山の町を歩いてもらう”というB-1イベントでは初めての試みが行われていて、その成否がこれから大会を開催しようと考えている地方から注目されています。

この二日間の津山市はこれ以上ないくらいの晴天で、夏を思わせるような暑さでしたが、初日の25日が23,000人、26日が48,000人で合計71,000人の来場者があったそうですよ。
この数字は予想の80,000人には及ばなかったものの十分なものだったのではないかと思います。
日本全国のご当地グルメがやってくるこのイベントに並行して、B-1に参加している「津山ホルモンうどん」「ひるぜん焼きそば」「日生カキオコ」以外の岡山県内の美味しいものが集合するイベント『多喰い祭りin津山(おおぐいまつり いん つやま)』も鶴山公園を無料開放して開かれるとあっては見逃すわけにはいきません!
ということで、今回は『B-1グランプリ in 津山』をレポートします。
『多喰い祭りin津山』につきましてはまた後日のご紹介ということでご了承ください。



最初に訪れた「観光センター会場」。
ここでは“「豊川いなり寿司」で豊川市をもりあげ隊”、“八戸せんべい汁研究所(第7回北九州大会ゴールドグランプリ)”、“富士宮やきそば学会(第1回八戸大会ゴールドグランプリ・第2回富士宮ゴールドグランプリ)”という、そうそうたるメンツが出店。
道路向かいに設けられた飲食テントだけじゃなく、観光センターの軒下もご当地グルメを楽しむ人でいっぱいでした。



「城南会場」。
観光センター前からこの会場前の道路は大会の期間中は車両進入禁止となっていて歩行者天国状態だったんですが、多くの人が車道を歩かず歩道を歩いたのが日本人らしいなぁ~。
この会場には、“日生カキオコまちづくりの会”、“伏見稲荷寿司ひろめ隊”、“高砂にくてん喰わん会”“出雲ぜんざい学会”“あかし玉子焼ひろめ隊”の5団体が出展。
“日生カキオコ~”では若手作家による備前焼の土捻り実演もあったり、“伏見稲荷寿司~”は巫女さんのコスプレしたお姉さんが笑顔を振りまいてくれていたりと、このイベントを盛り上げてくれていましたよ。



「城西会場」。
出店は“鳥取とうふちくわ総研”、“おの恋ホルモン焼きそば広め隊”、“姫路おでん普及委員会”、“呉細うどん研究会”、“備後府中焼きを広める会”、“ひるぜん焼きそば好いとん会(第6回姫路大会ゴールドグランプリ)”、“うまいでぇ!加古川かつめしの会”の7団体で今大会で最大規模の会場です。
“呉細うどん~”の方々が宇宙戦艦ヤマトのコスプレしてたんですが、沖田艦長役の人はもうちょっと恰幅のいい人が良かったんじゃ?(苦笑)
この会場では、他の団体のみなさんがちょっと可哀想に想えるくらいにひるぜん焼きそばが圧倒的な人気過ぎでしたね。

「城南会場」と「城北会場」の中間、文化センターの前にはステージが設けられていて、参加団体のみなさんが順番にアピールパフォーマンスを繰り広げ、その様子の音声は各会場でも放送されていました。



「城北会場」。
こちらでは“須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトX”、“庄原焼きプロジェクトこめぽんズ”、“今治焼豚玉子飯世界普及委員会”、“浪江焼麺太国”、“石巻茶色い焼きそばアカデミー”の5団体が出店。
今大会は近畿・中国・四国が参加対象なんですが、東日本大震災後の復興に頑張っておられる東北の団体のみなさんも特別招待しています。
庄原焼きがどんなモノなのかを図解したボードをまとったサンドイッチマンや “いまばり丸(船)”のコスプレで独自性あるアピールでガンバった各団体のみなさん、オツカレさまでした。

「アルネ東広場会場」へ向かう途中で商店街を通ることになるんですが、通りにテーブル席を設けて飲食スペースにしてあり、なかなかの盛況ぶりでした。



「アルネ東広場会場」。
こちらでは“甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊(第5回厚木大会ゴールドグランプリ)”、“津山ホルモンうどん研究会”の2団体が出店。
この2団体は“津山ホルモンうどん~”は主催団体の為、“甲府鳥もつ煮~”は過去ゴールドグランプリ受賞団体の為に投票対象外にもかかわらずの盛況ぶりでした。
やっぱり津山ホルモンうどんの本場ってことでしょうか?甲府鳥もつ煮はさすがのゴールド受賞の貫録と言ったところでしょうか?個人的には全団体中で一番カワイイ女性スタッフ(個人的趣味です)がいたのが好ポイントでしたよ♪
以上、駆け足で各会場をご紹介したところで、今大会の受賞団体の発表です!
ゴールドグランプリ“ひるぜん焼きそば好いとん会”
シルバーグランプリ“あかし玉子焼広め隊”
ブロンズグランプリ“日生カキオコまちづくりの会”
4位“今治焼豚玉子飯世界普及委員会”
5位“うまいでぇ!加古川かつめしの会”
という結果となりました。
参加団体のみなさま、遠路はるばる津山へお越しいただいた来場者のみなさま、大会運営及びボランティアスタッフのみなさま、本当にお疲れさまでした。
この大会は成功したと思うのですが、惜しむらくは予想していた8万人の来場者を若干下回ったことでしょうか。
71,000人という来場者数は、もっと事前PR活動をガンバっていれば8万人以上の来場もあったのではと思えるものなので、少し残念かなと思いました。
もし次があるなら、今度はもっとPR活動に力を注いで日本全国から津山へ足を運んでくれる人を増やしていただきたいものですね。
2013近畿・中国・四国 B-1グランプリ
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