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津山弁講座:強調する言い回し

何かを強調して発言したい場合、言葉の頭に“すごい”“とても”などに類する言葉を付けたりしますね。
津山弁では“どーらい(どーれぇ)”、“でーらい(でーれぇ)”、“えらい(えろー)”、“もんげー”、“ごっつぅ”、“ぶち”などがそれに該当する言葉です。

このうち、 “どーらい”、“でーらい”は“えらい”に“ど”を付けて更に強調した“どえらい”の変化形で元は同じです。
“もんげー”は、“ものすごい”の変化で“ものすげー”となって、更に“もんげー”に変化したモノです。

これらは標準語の“すごい”“ものすごい”などとまったく同じ使い方で、言葉の頭に付けるだけでなく、単体だけで「でーれーなー」とか「もんげーっ」などと言ったりもしますが、“えらい(えろー)”を単体で使うと“シンドい”という意味の“えらい”と区別しにくいからでしょうか、これはそのような使い方をしませんのでご注意ください。
“ぶち”も言葉の頭に付ける以外の使い方はしません。ギャル語の“チョー”と同じ感覚で使用します。

しかし、津山の人達はモノゴトを強調して言うのが好きなのでしょうか?頭に強調する単語を付ける以外にも、強調する言い回しがあります。

津山弁では、何かの状態を表す時にそれを強調したい場合、言葉の頭を伸ばすという特徴があります。
いくつか例をあげてみますので、すぐに理解できるでしょう。

「早い」は「はーやい(はーえぇ)」
「暗い」は「くーらい(くーれぇ)」
「寒い」は「さーむい(さーびぃ)」
「薄い」は「うーすい(うーしぃ)」
「白い」は「しーろい(しーれぇ)」
「重い」は「おーもい(おーめぇ)」
「渋い」は「しーぶい(しーびぃ)」
「近い」は「ちーかい(ちーけぇ)」
「丸い」は「まーるい(まーりぃ)」


どうでしょう?簡単ですよね?
しかし、この使い方をしないものも中にはあります。

例えば色の種類の内、「赤い」「青い」「黒い」「白い」などは頭を伸ばして強調する方法が使えるんですが、「緑」は「みーどりぃ」などというふうに使用しているのは聞いた事が有りません。
また、形状を表す「丸い」「四角い」には適応しますが、「三角」は適応しません。

言葉尻に注目するとおわかりいただけるでしょうが、「~い」という場合には適応して、そうでない場合にはこの表現方法は使われないという法則があるんですね。

もうひとつ。
語尾が「~い」となる場合でも例外があります。
「大きい」「小さい」「黄色い」など、元々の単語の頭が長音になっているものは伸ばしようが無いんですね(笑)。
でも「大きい」は「デカい」に変えて、「小さい」は津山弁では「こまい」ですので、それぞれ「でーけー」「こーまい(こーめぇ)」というふうに使用していますので問題ありません。
「黄色い」は津山弁で「きぃな」と言うんですが、これに関しては頭に強調する言葉を付ける方法しかないようですね。

この頭を伸ばして強調する方法を多用すると、すごく津山弁っぽくなります。
あなたも試してみませんか?
※「すごい」という強調語自体も頭を伸ばして「すーごい(すーげぇ・すーごぉ)」という場合も珍しくありません。どんだけ強調したいんでしょうかね、津山の人って(笑)。

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津山弁講座 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/06/01 23:57
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