津山弁講座:単語【幼児語】
幼児語にも津山弁がありますのでご紹介しましょう。
【たーた】靴下・ソックス
例)「タータひとりで履けたん?えれーなぁー。」
訳)「ソックスひとりで履けたの?えらいねー。」
おそらくですけど、「タータ」は元々「足袋」の幼児語だったのではないでしょうかね?頭に“た”が付くからと言うだけの勝手な推測ですが(苦笑)。津山弁は古い言葉が多く残っているので、昔は足袋の幼児語だった「たーた」が、現在はソックスのこともそう呼ぶようになったのかと。
【チャンコ】座る・腰かける
例)「走りまわらんと、おとなしゅうチャンコしときんちゃい。」
訳)「走りまわらないで、おとなしく座っていなさい。」
チャンコ鍋とは無関係です。語源も不明です。でもなんかカワイイ言葉の響きですね。
【ノンノン(ノーノー)さん】仏壇
例)「ノンノンさん、あーん。」
訳)「南無阿弥陀仏、合掌。」
上の例は、幼い子供が仏壇を拝むときに言う言葉です。
色々と調べてみたところ、仏壇のことを関西の幼児語では「マンマンちゃん」、静岡で「ナムナムさん」、山形では「ナマナマさん」、島根では「ナンマンナンマン」らしいですね。
仏様を拝むときに言う「ナンマイダ」は「南無阿弥陀仏」の訛りで、それを幼児でも言いやすくしたのが「ノンノン(ノーノー)さん」です。津山弁では「ナンマイダ」からかなり崩れてしまっていますが、他の地方では「ナンマイダ」の面影がみてとれますね。
【バッポ】お餅
例)「バッポは、きな粉のんがええー。」
訳)「お餅は、きな粉付けたのがいい。」
語源は餅つきをしている時の音からですかね?
【ボーチ】余所、知らない所
例)「公園で遊びょーたら、ボーチのおっちゃんがアメくれたー。」
訳)「公園で遊んでいたら、どこかの知らないおじさんがアメくれたー。」
子供の頃、ダダをこねてたら「ワガママ言う子はいらんけん。ボーチの子になりゃあええ。」とか言われた覚えが有ります(苦笑)。
「ボーチ」は、子供が良く知る近所周りの外側にある見知らぬ世界、または血縁ではない他人の家のことを言います。
【ボシャ】お風呂
例)「いつまでもテレビ観よーらんと、ボシャいりんちゃい。」
訳)「いつまでもテレビ観てないで、お風呂入りなさい。」
お風呂に入る時の音が語源でしょうね。
例の「ボシャいりんちゃい」にある「いりんちゃい」はミスタイプではありません。津山弁で「浸かる」ことを「いる」というんですよ。
例)「タータひとりで履けたん?えれーなぁー。」
訳)「ソックスひとりで履けたの?えらいねー。」
おそらくですけど、「タータ」は元々「足袋」の幼児語だったのではないでしょうかね?頭に“た”が付くからと言うだけの勝手な推測ですが(苦笑)。津山弁は古い言葉が多く残っているので、昔は足袋の幼児語だった「たーた」が、現在はソックスのこともそう呼ぶようになったのかと。
【チャンコ】座る・腰かける
例)「走りまわらんと、おとなしゅうチャンコしときんちゃい。」
訳)「走りまわらないで、おとなしく座っていなさい。」
チャンコ鍋とは無関係です。語源も不明です。でもなんかカワイイ言葉の響きですね。
【ノンノン(ノーノー)さん】仏壇
例)「ノンノンさん、あーん。」
訳)「南無阿弥陀仏、合掌。」
上の例は、幼い子供が仏壇を拝むときに言う言葉です。
色々と調べてみたところ、仏壇のことを関西の幼児語では「マンマンちゃん」、静岡で「ナムナムさん」、山形では「ナマナマさん」、島根では「ナンマンナンマン」らしいですね。
仏様を拝むときに言う「ナンマイダ」は「南無阿弥陀仏」の訛りで、それを幼児でも言いやすくしたのが「ノンノン(ノーノー)さん」です。津山弁では「ナンマイダ」からかなり崩れてしまっていますが、他の地方では「ナンマイダ」の面影がみてとれますね。
【バッポ】お餅
例)「バッポは、きな粉のんがええー。」
訳)「お餅は、きな粉付けたのがいい。」
語源は餅つきをしている時の音からですかね?
【ボーチ】余所、知らない所
例)「公園で遊びょーたら、ボーチのおっちゃんがアメくれたー。」
訳)「公園で遊んでいたら、どこかの知らないおじさんがアメくれたー。」
子供の頃、ダダをこねてたら「ワガママ言う子はいらんけん。ボーチの子になりゃあええ。」とか言われた覚えが有ります(苦笑)。
「ボーチ」は、子供が良く知る近所周りの外側にある見知らぬ世界、または血縁ではない他人の家のことを言います。
【ボシャ】お風呂
例)「いつまでもテレビ観よーらんと、ボシャいりんちゃい。」
訳)「いつまでもテレビ観てないで、お風呂入りなさい。」
お風呂に入る時の音が語源でしょうね。
例の「ボシャいりんちゃい」にある「いりんちゃい」はミスタイプではありません。津山弁で「浸かる」ことを「いる」というんですよ。
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