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屋根裏に巨大なスズメバチの巣

田舎の民家では軒下などにスズメバチが玉状の巣を作るのはとりたてて珍しいわけではありませんが、先日の山陽新聞に倉敷市の民家の屋根裏から巨大なキイロスズメバチの巣が発見されたというニュースが掲載されていました。

スズメバチの巨大な巣発見 倉敷、直径40センチ

 倉敷市の三木恒春さん(61)宅で、直径約40センチのキイロスズメバチの巣が見つかった。大人が両手でやっと抱えられるぐらいの大きさで、まだら模様は芸術作品のよう。近所で話題になっている。

 リフォーム工事で大工の古市哲夫さん(37)=同市=が風呂の天井を取り除いた際、屋根裏の柱にぶら下がっているのを見つけた。表面はもろいが、ほぼ原形をとどめている。

 よその作業現場で何度かスズメバチの巣を見たという古市さんも「これほどの大きさは初めて」と驚いた様子。三木さんは「25年間住んでいるが、一度もハチの姿を見ていない。いつの間に作ったのか」と首をかしげる。

 倉敷市立自然史博物館(同市中央)によると、屋根裏に空間のある木造住宅であれば、スズメバチの営巣条件は整い、「6、7カ月間で完成させたのではないか」とみる。

山陽新聞 スズメバチの巨大な巣発見 倉敷、直径40センチ(2012/07/05)


上のリンクから記事に掲載されている写真をご覧になるとわかると思いますが、かなりの大きさですよコレ。
記事では直径40cmって書かれていますがモット有りそうに見えます。
もしも我家の屋根裏でこんなの見つけたら青ざめちゃいますね(苦笑)。

調べてみたところ、キイロスズメバチが作る巣は巨大なものが多く、大きなものでは直径1mにも達するそうです。そんなデカい巣の中にはいったいどれだけの蜂が住んでいるんでしょう、恐ろしいですねー。

記事では家主の方はスズメバチの存在に気づかれていなかったそうですが、屋根裏に巣を作り、屋根の隙間から出入りしていたからなのでしょうね。
キイロスズメバチは非常に攻撃性が強く、オオスズメバチ以上の被害が毎年報告されているそうですので、蜂の姿を見かけなかったっていうのは幸運ですね。
もしも巣を見つけたら迂闊に近づいたりせず、蜂の出入りを確認したら早急に業者に駆除を依頼しましょう。

ところで、日本では寒い冬があるため冬には働き蜂は死滅し女王蜂だけが越冬します。ですから12月中旬以降にはスズメバチの巣は完全に空家になって再利用されることもありません。
もしも12月から春にかけて巣を見つけたらそれは空家なので危険性はありませんよ。
見つけた巣は撤去してしまうなりオブジェとして利用するなりご自由にどうぞ。

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ニュース | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/07/07 23:51
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