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津山で竜巻被害

天気予報で時々「竜巻の発生に注意してください」という言葉をたまに聞きますが、日本国内での竜巻被害ってアメリカに比べるとその発生率・竜巻の大きさ・被害の大きさもスケールの小さい印象がありますよね。

確かにアメリカ大陸で発生する竜巻に比べるとかなり小さい日本の竜巻ですが、それでも屋根が飛ばされたりプレハブガレージが宙を舞ったり、そこまでは無くとも竜巻で巻きあげられたモノが飛んできて窓ガラスを割ったり、屋根の上や庭に大量に落下したりといった被害は普通にあります。

日本国内では極稀な印象ですが、それでも全国で観ると年間で20件ほどの竜巻被害が出ているそうですが、いくら確率が低いと言っても、それが自分の住む地域で起きないなんて誰も言うことはできません。
関東平野や沖縄県など、ある程度発生しやすい場所っていうのはありますが、竜巻は日本全国どこでも発生する可能性があります。
岡山県内では平成21年(2009年)7月19日に美作市で発生した竜巻の被害が記憶に新しい事例で、家屋70棟以上が損壊する大きな被害が生じましたが、津山市でもこの8月1日に竜巻が発生しました。

今回、竜巻による被害があったのは津山市国分寺地区【地図】
今回の竜巻の強さは最も弱い「F0」(平均風速17〜32メートル)で、平成21年の美作市の時のF2クラスのモノと比べるとマシではありましたが、それでも鉄骨造りの車庫(3m×5m)が数十m飛ばされてしまったり、電柱が倒れてブロック塀を壊したりといった被害があった模様です。

津山で竜巻、車庫など飛ぶ被害 岡山地方気象台が現地調査

 津山市国分寺で31日、竜巻とみられる突風が発生し、車庫が飛ばされるなどの被害が出た。岡山地方気象台は1日に行った現地調査で、地区内の直径約400メートルの範囲で被害を確認。住民の目撃証言を複数確認し、竜巻とほぼ断定した。

 竜巻の強度は6段階で最も弱い「F0」(約15秒間の平均風速が17〜32メートル)とみられる。

 津山市危機管理室や住民によると、31日午後2時ごろ、建設資材販売会社敷地内の電柱1本が倒れかかり、ブロック塀の一部が崩壊。運送会社の鉄骨造り車庫(間口3メートル、奥行き5メートル)も数十メートル吹き飛ばされ、電柱を支えるワイヤに引っかかった。けが人はなかった。

 同気象台の片岡幹男防災業務課長ら6人が調査した結果、車庫や電柱への被害のほか、直径数センチから20センチ前後の木が4カ所で折れていた。住民への聞き取りでは「(竜巻の際に多い)雹(ひょう)が降ってきた」などの声が寄せられたという。

 同気象台によると、津山市は当時、暖かく湿った空気と日射の影響で発達した積乱雲が通過。午後2時26分に竜巻注意情報を出し、同27分には最大瞬間風速19・3メートルの強い風を観測していた。

山陽新聞 津山で竜巻、車庫など飛ぶ被害 岡山地方気象台が現地調査(2013/08/01)


身近で竜巻被害が発生したとなると、今まで気にもしていなかった竜巻について詳しく知りたくなるもので、日本国内での竜巻について調べてみました。

日本での竜巻は年間通じて常に発生する可能性がありますが、特に台風シーズンである7月から10月の期間が発生しやすいようです。
確かに美作市の時は7月で今回の津山市も8月で、条件に合致しますね。
これは台風などの低気圧や前線によるものや急激な寒気の流入によるモノが多く、沿岸部や平地で発生しやすいとのことです。

日本の気象庁による天気予報の精度はかなり高いと思うんですが、竜巻の発生を予測するのは困難なようで、せいぜい発生する条件が整う可能性があるくらいまでしか予測できないようですね。
2011年の例をあげると竜巻注意報の発令件数は589回で実際に発生件数は8回なのですが、気象庁からの発令なく発生した竜巻は31回もあり、その予測の難しさを物語っています。

竜巻の発生は局地的なことと、発生条件が整ってから実際に発生するまでのタイムラグが少ないことがそれを困難にしているわけですが、まったく前触れなくイキナリ襲われるわけではありませんので、前兆を感じたらある程度の対処は可能です。

竜巻の発生する前徴には、
●積乱雲などが発生して空が急に暗くなったり、風が強くなる
●ロート状の形状をした雲、竜巻の前段階の円柱状をした雲が発生する
●雷が発生したり、雹(ひょう)が降ってくる
●ゴーッという強い風の音が聞こえる
これらが確認できたなら、竜巻が起きる可能性がかなり高いと言えます。

では、どのような対策をしたらいいのでしょうか?
●家にいる場合は窓・雨戸・玄関のドアなどを閉め、部屋ごとのドアも閉めて窓やドアから離れましょう
●窓の無い部屋や物があまり置かれていない部屋があればその部屋に退避しましょう
●窓やドアが破られて物が飛んでくることを想定して、体を布団や毛布でくるんで守りましょう。
●屋外に居る場合は、頑丈な建物に避難しましょう(骨組みに屋根だけの倉庫・車庫は逆に危険です)
●建物に避難できない場合は狭い窪みなどに身を隠して飛来物から体を守りましょう
●飛ばされにくいように姿勢を低くして、近くにあるもので頭などをガードしましょう
●車移動が可能な場合、竜巻の進行方向を確認しながら距離を取るようにするか、頑丈な建物内に避難しましょう

車も竜巻に巻き込まれたら巻き上げられたり、飛来物でガラスが割られたりする可能性があります。
竜巻の通過後の建物の壁を見ると、おびただしい数の飛来物が突き刺さっている光景を見ることが出来ます。
これは竜巻に巻き上げられたモノが、竜巻の遠心力によって猛スピードで飛んできた証で、“ミサイル”と呼ばれています。
家屋が倒れるほどの竜巻だと、その風の勢いは時速換算で約400kmにもなるそうですから、そんなスピードでモノが飛んできたら人間なんてひとたまりもありませんよねぇ。

また、竜巻は移動スピードもかなり速くて、日本でも時速90kmで移動する竜巻が確認されています。
もしも竜巻が接近してきていて隠れられるような場所が無いならば、竜巻を背にして逃げても逃げきれないでしょうから、竜巻の進行方向から外れるように横方向に退避することをお勧めします。

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ニュース | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/08/02 23:52
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