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旧遷喬尋常小学校彩るプロジェクションマッピング

真庭市の旧久世町、真庭市役所近くにある旧遷喬尋常小学校校舎(きゅうせんきょうじんじょうしょうがっこうこうしゃ)は、明治40年(1907年)に建てられた木造二階建ての校舎で、新校舎が完成した平成2年まで小学校校舎として利用されていました。

その後は現存する明治後期特有の擬洋風校舎として国の重要文化財に指定、ノスタルジー溢れるその風貌から映画『ALWAYS 三丁目の夕日』やNHKの朝の連続ドラマ『カーネーション』などのロケが行われていることで知っている人も少なくないでしょうね。

真庭市では、8月22日から行われている『まにわアートアニメーションプロジェクト』というイベントがおこなわれているのですが、このイベントの一環で校舎をスクリーンに見たてて映像を投影する“プロジェクションマッピング”が行われました。
※プロジェクションマッピングとは、屋外の建造物などに様々な映像を投影する企画で、その映像作品は建物の形状や構造を活かしたもので、映像を投影される対象物と映像のマッチングを楽しむ新たな空間演出です。

今回のプロジェクションマッピングで使われた映像は、アニメーション作家・古川タクさんが客員教授を務めている東京工芸大の学生が制作したアニメーションで、小学校校舎らしく夏休みをテーマにしたもの。
建物の形状を活かしたユーモラスな映像演出が来場者を愉しませてくれました。



喬尋常小学校のプロジェクションマッピング :2013.8.25

『まにわアートアニメーションプロジェクト』では、8月27日に勝山町並み保存地区内の“顆山亭”にて、映画づくりが体験できる『ホーム・ムービー・ファクトリー』、9月6日に“勝山文化往来館ひしお”にて『ホーム・ムービー・ファクトリー』で制作された映画の上映会と今秋公開の山中一揆ドキュメンタリー映画『つづきのヴォイス―山中一揆から現代―』のダイジェスト版上映と監督のトークライブなどが予定されています。

校舎彩る光のアニメーション 真庭・旧遷喬尋常小で作品上映

 真庭市鍋屋の国指定重要文化財・旧遷喬尋常小学校で25日夜、建物の形状を生かして映像を投影する「プロジェクションマッピング」作品の上映があり、市民らがユーモラスなアニメーションで見慣れた校舎が彩られる光景を楽しんだ。

 9月7日まで市内で開かれている「まにわアートアニメーションプロジェクト2013」(真庭市、NPO法人勝山・町並み委員会など主催)の一環。作品を出展しているアニメーション作家古川タクさん(東京)が客員教授を務める東京工芸大の学生が「夏休み」をテーマに制作した。

 日暮れを待ち、左右対称の校舎正面に投影。窓に光がともって学校生活が映し出されたり、お化けが屋根からぶら下がるなど工夫を凝らした作品に訪れた人たちは驚いた様子で見入り、写真を撮るなどして楽しんでいた。

山陽新聞 校舎彩る光のアニメーション 真庭・旧遷喬尋常小で作品上映(2013/08/25)

まにわアートアニメーションプロジェクト2013

旧遷喬尋常小学校 岡山県真庭市鍋屋17-1【地図】


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イベント情報 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/08/25 23:58
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