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津山弁講座:こそあど言葉(1)

「これ・それ・あれ・どれ」(代名詞)、「こんな・そんな・あんな・どんな」(形容動詞)、「こう・そう・ああ・どう」(副詞)、「この・その・あの・どの」(連体詞)などの『こそあど言葉』の津山弁のご紹介です。
ただし津山弁でも、「これ・それ・あれ・どれ」や「この・その・あの・どの」や「こう・そう・ああ・どう」は標準語と変わりません。

標準語との違いがあるのは「こんな・そんな・あんな・どんな」、そして「これ・それ・あれ・どれ」の後に続く接続詩が「は」「を」の場合になります。


津山弁は標準語では死語となった古い言葉が生き残って方言となっていると他の項目でも書いているのですが、コレもそう。

「こんな・そんな・あんな・どんな」は古~い言葉では「こない・そない・あない・どない」と言っていたそうなんですが、津山では現在もこれらの言葉が普通に使われています。
また語尾を伸ばすことが多い津山弁ですが、これも同様に言葉の中と後を合体させて伸ばすのが特徴です。
文字で説明するとややこしく感じますが、実際は簡単ですのですぐに理解出来ることでしょう。

「こんな」 → 「こない」 → 「こねぇ」
「そんな」 → 「そない」 → 「そねぇ」
「あんな」 → 「あない」 → 「あねぇ」 
「どんな」 → 「どない」 → 「どねぇ」  

次に使用例です。

例)「こねぇ暗ろぅなったらなんも見えりゃーせんが」
訳)「こんなに暗くなったら何も見えないじゃないか」

例)「そねぇゆーんならアンタがすりゃーえかろー」
訳)「そんなに言うんだったらあなたがやればいいじゃないですか」

例)「あねぇかわええコに優しゅうされたら誰でも惚れてしまおー」
訳)「あんなにかわいいコに優しくされたら誰でも惚れてしまうでしょう」

例)「どねぇ待ってもこんけん電話したら寝とったけん」
訳)「どんなに待っても来ないんで電話したら寝てたんだよ」


「これ・それ・あれ・どれ」の後に続く接続詩が「は」の場合には、語尾が「りゃあ」になります。
これは標準語圏の人でもなじみが有ると思います。
「これは」 → 「こりゃあ」
「それは」 → 「そりゃあ」
「あれは」 → 「ありゃあ」

そして「を」の場合、語尾が「りょー」になりますが、こちらは標準語圏の方にはなじみがあんまりないかもしれませんね。
「これを」 → 「こりょー」
「それを」 → 「そりょー」
「あれを」 → 「ありょー」
「どれを」 → 「どりょー」

例)「おばちゃん、こりょーちょーでぇ」
訳)「店員さん、これをくださいますか」

例)「はよぅそりょーせにゃあーおえまー」
訳)「早くそれをしないといけないでしょう」

例)「どねぇかしてありょーいごかしたいんじゃ」
訳)「どうにかしてあれを動かしたい(置き場所を変えたい)んです」

例)「え?どりょーしゃあえぇん?」
訳)「え?どれをすればいいんですか?」

どうも文字で見ると読みにくい津山弁ですが言葉で聞くとそうでもありません(と思います)。
実際に誰かがしゃべっているのを聞けばすぐに理解出来るんじゃないでしょうか。

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津山弁講座 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/09/20 23:55
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