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アケビ

アケビの実子供の頃に山遊びをしていた方なら、秋の山で天然物のアケビの実を採って食べた覚えがあるでしょうか。
近年は山遊びをする子供達って少ないと思いますので、アケビという植物を知らないかもしれませんね。

アケビは雑木の山ならどこにでもある蔓性の植物です。
漢字で「通木(もくつう)」と書くのですが、正確にはこれはアケビの蔓の事を指しています。

これはアケビの蔓を切って吹くと空気が通ることから来ているのだそうですが、このアケビの蔓は利尿作用のある漢方薬として使われることから“小水(おしっこ)を通す”=通木と呼ばれるという説もあります。

一方、アケビという名称の由来は、熟した実が割れた様から“開け実(あけみ)”、これがいつしかアケビに変わったと言う説、あるいは割れた実がまるで人がアクビをしているようだとのことで“アクビ”と言われていたのが変化したと言う説などがあるようです。

サツマイモのような色をした楕円形の実、熟してくると縦にパカッと割れて白く半透明のゼリー状の果肉が現れます。この果肉がさっぱりとした甘味が有って美味しいんですが、果肉には黒い種がたくさん含まれています。
果肉を吸うようにしゃぶりついて口に含んで、口の中で種をよけていただきます。種は果肉を飲み込んだアトニプププッと口から吐き出しましょう。

これが一般的なアケビの食べ方ですが、アケビ出荷量ダントツの山形県では果肉を包む皮部分も料理して食べるのが普通のようです。
アケビ料理のレシピがネットで紹介されていますのでリンクを貼っておきます。興味ある方はどうぞ。
COOKPAD あけびのレシピ47品

アケビの蔓は木通という生薬になり、利尿作用・抗炎症作用・通乳作用などがあって、漢方方剤に使われるそうです。
注意して欲しいのが関木通(かんもくつう)という木通と紛らわしい名称の植物があること。これはウマノスズクサ科のウマノスズクサの仲間で、アケビとは全くの別物です。
この中国製生薬を配合した健康食品を摂取した人に腎炎の発生が報告されたことから現在は日本国内での使用は禁止されているようですが、中国からの輸入された物には相変わらず含まれていることが有り、その名称には“木通”と書かれているケースが珍しくありません。
中国産のものを購入する場合は木通と書かれている物は避けた方がいいようです。

アケビはその実を食べたり薬として使用する以外にも種から油も採ることが出来ます。
江戸時代にはアケビから採取した油を食用油としてゴマ油の数倍の高値で取引されていました。しかし採油効率が大変低いため昭和初期以降にはすたれてしまっていました。

ところがマウスを使った実験で、種子から搾った油と果皮には肥満や老化防止効果がある成分が含まれるという研究結果が出たことから、秋田県などでアケビ油を復活させて名産にしようという活動がされているようです。

そんなアケビですが、最近はスーパーなどで見かけることが有るかと思います。
販売されているものにはパックリと実が割れているもの・割れてないものがありでしょうが、アケビは実が割れると痛むのが早いので購入したらその日の内に食べたほうがいいでしょう。
実がまだ割れていないもののほうが多く流通していると思いますが、熟し切っていないので割れるまで熟すのを待ってから食べるようにしてくださいね。
熟し切っていないと果肉の離れも悪くて食べにくく、甘味も少ないんであまりおいしくありませんよ。


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野菜・果物・山野草 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/10/04 23:53
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