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美作の国の猿神退治

神門「今昔物語集巻二十六第七 美作國神依猟師謀止生贄語第七」は分かりやすく言うと「美作(みまさか)の国の猿神退治」の物語です。
舞台となっているのは当時美作国の中参(ちゅうさん)神社と呼ばれていた、現:津山市一宮にある中山神社で、人間に害を為す妖怪:猿神を扱った代表的なものなんだそうです。

この猿神伝説を簡単にご紹介しますと、

かつてこの地には巨大な猿神が居て毎年生け贄の娘を捧げていました。ある年、愛娘が生贄に選ばれた両親の悲しむ姿を見かねた、東の国から来たという犬使いの犬山と呼ばれる男が一計。

猿神に奉納する生贄となる娘を入れる長びつに娘の代わりに潜んで、猿神が長びつを開けようとした瞬間を狙って猟犬を使ってねじ伏せました。
過ちを詫び命乞いをする猿神に二度とこういう真似をしないと誓わせると猿神は山に逃げ帰りました。

それからは生贄を立てる必要はなくなり、犬山の男は生贄となるはずだった娘と結婚、猿神に祟られるようなことも無く幸せに暮らしましたというお話で、ポプラ社から絵本も出されています。

今年は『美作国1300年記念』ということで、この猿神伝説をベースにしたミュージカル「みまさか猿神退治」が企画され、美作地域在住の一般から出演者を公募。
今年3月に1300年記念事情のプレイベントとして初の上演がされ、8月には岡山市内でも再演されていますが、このお話の舞台でも上演しようと言うことで、先日、中山神社で再々上演が行われました。

神社境内で“猿神退治”熱演 津山、市民参加ミュージカル

 美作国建国1300年を記念した市民参加のミュージカル「みまさか猿神退治」が27日夕、津山市一宮の中山神社で開かれた。物語は今昔物語に登場する同神社の猿神伝説を基にした創作で、ルーツとなる神社で披露された幻想的な野外ステージを家族連れらが満喫した。

 境内西寄りに造られた特設ステージは、日没とともにスポットライトに照らし出され、背景に市重要文化財の惣神殿が浮かび上がってムード満点。4歳から88歳の出演者約50人は情感たっぷりの歌声と表現力豊かな踊りを交えながら、村の娘を「いけにえ」として供えさせていた猿神を東国から訪れた猟師と子分の犬たちが退治する物語を熱演した。

 フィナーレは高らかに歌声を響かせながら出演者が舞台に勢ぞろいし、観客から大きな拍手が湧き起こった。

 ミュージカルは同市在住の劇作家山田美那子さんが建国時の美作国との設定で脚本化。昨年6月のオーディションに合格した美作地域の市民らが3月に建国記念プレ事業として上演。8月には岡山市内で再演された。

 物語の起源とされる場所で再度披露しようとの声が上がり、神社や氏子らの協力もあり、3回目の公演が実現した。

山陽新聞 神社境内で“猿神退治”熱演 津山、市民参加ミュージカル(2013/10/29)

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観光-史跡 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/10/30 23:50
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