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尺貫法の重さと体積

以前、「一石一城の主とか言うけど、一石ってどんくらいなの?」と聞かれたことがあります。
みなさんお気付きでしょうが、この場合の“いっこく”は一石じゃなく一国が正解です。

もしも一石が一年間の収入を現わしているのだとしたら、家族を養うにはかなりの厳しい生活を強いられることになるしょう(苦笑)。

現在は尺貫法での表記は基本的に禁じられているので、学校で尺貫法の単位を学ぶことはほとんどないのですが、それでもお米やお酒などの量には今でも尺貫法の単位が普通に使われていますね。
現在、野菜はkgで現わすことが普通になりましたが、米作りを営む方達にとっては今でも尺貫法は現役です。

※尺貫法の面積の単位に関しては「土地面積の単位 アレコレ」で紹介しています。

勺(しゃく):18cc
合(ごう):10勺:180cc
升(しょう):10合:1.8リットル
斗(と):10升:18リットル
石(こく):10斗:180リットル

一石というのは普通の人が一年間に食べる量だとされています。
一石=1000合ですから、1000合を365日で割ると約2.7ということは、一回の食事で0.9合となりますね。
確かに老若男女で平均すると一人当たり0.9合というのは合っているように思えます。

もしも“一石一城の主”が正しいとしたら、一年間の収入が一石なのですから自分が普通に食べるだけの収入しかないことになっちゃいますね。
収入が一石だけだと、一石の中から様々な生活費も出さなければならないので自分一人ですらまともな食事が出来ない状態ってことになります。
ご主人、もっと頑張って働かなきゃ家族が飢え死にしちゃいますよっ!

お米の量=重さと思われるかもしれませんが、合・升・斗・石は容積の単位です。
同じお米でも籾が付いている状態、脱穀済みの状態、精米後の状態、そしてご飯として炊いた状態では、同じ容積でも重さは違ってきますね。

続いて尺貫法の重さの単位もご紹介します。
尺貫法の容積の単位が現役バリバリで使用されているのに対して、尺貫法の重さの単位は現在ではほとんど使われなくなりましたね。

分(ぶ):0.000375kg(0.375g)
匁(もんめ):10分:0.00375kg(3.75g)
斥(きん):16匁:0.6kg
貫・貫目(かん・かんめ):6.25斥・1000匁:3.75kg

“100貫デブ”なんて言葉がありますが、3.75×100=375kg!これは相当なものです(苦笑)。

しかしこの尺貫法の重さの単位、10倍とか100倍単位で変化しているのに、なぜか“斥”だけが仲間ハズレですね。
食パンに使われている単位の1斥は1ポンド(英斥:約454g)と定められていましたが、現在の食パンでは1斥=250gから400gの間くらいなのが標準となっているようです。

ちなみに1匁は唐の「開元通宝」1枚の重さから来ているんだそうです。
そしてコレは江戸時代の「寛永通宝」に引き継がれ、現在使用されている5円玉の重さも1匁となっているそうですよ。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2013/12/18 23:47
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