減少続く銃狩猟者
農家の若者の担い手不足による高齢化が問題となっていますが、それは農業だけではありません。
岡山県では、銃による狩猟者登録数が免許制度が始まった1978年度の 13131人から右肩下がりに減少が続いており、2012年度は2261人と過去最低の数字となっています。
そのうち60歳以上はなんと73.6%で、若年層の加入が著しく不足しているのが登録数の減少の一番の原因なのは間違いないでしょう。
免許取得が必要という煩わしさや趣味の多様化が大きな理由だと思いますが、そもそも狩猟の魅力を知らなければ“狩猟をやってみよう”などと考えるはずもありません。
狩猟者の減少が単に個人の趣味の問題であるなら、「これも時代の流れ」と受け入れてもいいのですが、問題はそれだけではありません。
山里の田舎では野生動物による農作物被害があります。2012年度の岡山県内の鳥獣による農林水産被害額は3億8256円とかなりの金額となっていますが、銃狩猟者の減少によりこの被害額が上昇することも考えられます。
そういうこともあって、岡山県では有害鳥獣駆除の担い手確保に向けて銃猟免許の取得経費・約9000円の半額補助を13年度から行うほか、銃猟の魅力や銃猟とはどのようなものなのかを理解してもらうイベント『おかやま狩猟フォーラム』を開催します。
岡山県では、銃による狩猟者登録数が免許制度が始まった1978年度の 13131人から右肩下がりに減少が続いており、2012年度は2261人と過去最低の数字となっています。
そのうち60歳以上はなんと73.6%で、若年層の加入が著しく不足しているのが登録数の減少の一番の原因なのは間違いないでしょう。
免許取得が必要という煩わしさや趣味の多様化が大きな理由だと思いますが、そもそも狩猟の魅力を知らなければ“狩猟をやってみよう”などと考えるはずもありません。
狩猟者の減少が単に個人の趣味の問題であるなら、「これも時代の流れ」と受け入れてもいいのですが、問題はそれだけではありません。
山里の田舎では野生動物による農作物被害があります。2012年度の岡山県内の鳥獣による農林水産被害額は3億8256円とかなりの金額となっていますが、銃狩猟者の減少によりこの被害額が上昇することも考えられます。
そういうこともあって、岡山県では有害鳥獣駆除の担い手確保に向けて銃猟免許の取得経費・約9000円の半額補助を13年度から行うほか、銃猟の魅力や銃猟とはどのようなものなのかを理解してもらうイベント『おかやま狩猟フォーラム』を開催します。

「狩猟」を身近に感じてもらい、将来の鳥獣保護管理の担い手となるきっかけとなるよう、「狩猟」への理解を深めたりしていただくことを目的とする『おかやま狩猟フォーラム』。
そのような目的であるからでしょうか、参加費は無料。事前の申し込みも不要で誰でも自由に気軽に狩猟の魅力について学べるように配慮されています。
この狩猟フォーラムでは、狩猟道具(箱わな、くくりわな、模擬銃)の展示・ジビエ料理試食コーナー・狩猟制度相談コーナ・パネル展示 ・関係書籍の展示・関係映像の上映などの他に、「ぼくは猟師になった」著者:千松 信也(せんまつしんや)さんによる講演「狩猟生活を始めるには」や、ハンターズトーク(狩猟者座談会)、県自然環境課などによる狩猟制度の紹介が予定されています。
会場は岡山駅からすぐにある岡山国際交流センターなので交通アクセスもいいので、興味のある方は気軽に参加されてみてはいかがでしょうか。
『おかやま狩猟フォーラム』
日時:平成26年1月13日(月曜日・祝日)
●展示等 12:30~17-:00 ●シンポジウム 13:30~16:00
場所:岡山国際交流センター 岡山県岡山市北区奉還町2丁目2番1号 【地図】
7階「多目的ホール」及び8階「イベントホール」
参加費:無料
当日7階多目的ホールで受付。シンポジウム定員200名程度
おかやま狩猟フォーラムリーフレット 「PDF/774kb」
スポンサーサイト
コメント: