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会陽(はだかまつり)の季節

「会陽(えよう)」とは、修正会という正月に行われる法会(ほうえ)の結願行事、つまり終了時に行う行事の事を言い、ふんどし姿の男性達がシンギを奪い合う様から「はだかまつり」とも呼ばれています。


西大寺会陽イメージ
※写真提供:岡山県

会陽は寺の信徒に牛玉(ごおう)を授けることから始まったのですが、牛玉が霊験あらたかだということで多くの人が求めるようになりました。
※牛玉とは一般に“おふなご”とも呼ばれるもので、寺社の新春の行事で刷られ信者に配布される厄除けの護符の一種。

やがて牛玉で包んだ“シンギ”を、集まった多くの人達が奪い合う行事へと変化したのだそうですが、なぜ裸になるのかというと、ケガ防止を考慮してのことらしいです。
確かにあんなにもみくちゃ状態でひとつのモノを奪い合うことを考えれば、衣服のボタンやジッパーで擦れたり、思わず目の前の人の服を引っ張ってしまったりなど、想像に難しくありませんね。

この会陽、岡山県内では多くの社寺で行われていたそうで、資料によれば県内46の社寺が会陽を開催していたそうです。
ところが、負傷者が出る・趣旨を逸脱して喧嘩を始めるものが出るなどの理由から、奪い合いを止めて福引で当たるように変更した“福引会陽”となったり、投げ入れられた餅入袋の中に“当たり”がある“餅投げ会陽”と変更されていたり、または完全に会陽を中止していたり、寺が廃寺となっていたりと、現在も“はだかまつり”を催しているところは全国的に有名な西大寺を含めて四つにまで減少しています。

現在は2月の第1土曜日に岡山県内の先陣を切って岡山市北区の金山寺で、翌第2土曜日に西粟倉村の岩倉寺と美作市の安養寺で、そして第3週土曜日に規模・知名度共に最大の岡山市東区の西大寺会陽が催されます。

【金山寺会陽】かなやまじえよう

600年の歴史ある会陽。
平成24年12月に火事で重要文化財であった本堂が焼失したことから昨年は見送られたが、有志や檀家の働きにより2014年は復活することができた。
山陽新聞  宝木求めて裸群400人激突 本堂再建願い岡山・金山寺会陽(2014/02/01)

岡山県岡山市北区金山寺481 【地図】


【岩倉寺会陽】いわくらじえよう
現在のものは、天正年間(1573年~1592年)に再建されたものと言われている。
100名前後の男たちが神木を奪い合う様子は圧巻で西粟倉の冬の名物です。

岡山県英田郡西粟倉村長尾1498 【地図】


【安養寺会陽】あんようじえよう
美作市重要無形文化財に指定、裸祭りとしては県下最古級の約800年の歴史を持つ伝統的な奇祭としていられています。夜に行われる一般男性のものとは別に昼間に子供会陽も行われています。

岡山県美作市林野48 【地図】


【西大寺会陽】さいだいじえよう
配られる護符が「ぼっけぇ利益があるんじゃそうな」と評判になり、人々が殺到したためにやむなくこれを投げ与えたことに始まるとされる国内三大奇祭のひとつ。
かつては旧暦に合わせて行われていたが、現在は観光化がすすんで2月の第3土曜に行われるようになった。

岡山県岡山市東区西大寺中3丁目8-8 【地図】

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イベント情報 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/02/01 23:34
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