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岡山の著名人:金重陶陽【陶芸家】

金重陶陽(かねしげとうよう)さんは、岡山県和気郡伊部村(現:備前市伊部)出身の備前焼作家で、備前焼で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された人物です。(本名:金重勇)

金重家は備前六姓のひとつで、父・媒陽(本名:慎三郎)は鳥や動物類の細工物を得意とするやきもの師だった。
陶陽の弟の金重素山、長男の金重道明、三男の金重晃介もそれぞれ陶芸家です。

金重陶陽さんは、江戸時代中期以降に伊万里焼や九谷焼などに押されて人気を失っていた備前焼を再興させることに成功し「備前焼中興の祖」と称されています。

1896年(明治29年)、金重家の長男として生まれた彼は父の影響で5歳で焼き物に興味を持ち土いじりを始めました。

14歳の頃から父親の楳陽に陶技を学んだ彼は、当初は父に倣って細工物を制作していたのですが、やがて桃山備前の研究に取り組むようになり、陶土・窯の構造・窯詰め・焼成法の創意工夫に努め、現代に桃山備前を復活させることに尽力し、備前焼の再興を成し遂げました。

人為的な窯変(ようへん)の焼成することに成功したことや、木炭をくべることで棧切の焼成に成功、古備前の土を研究して桃山調備前の土味を出すことに成功するなど、その実績は素晴らしいものです。

彼は自らが優れた陶工出会っただけではなく数多くの弟子を育てることにも力を注いでいました。
その彼の弟子達の中から次々と人間国宝を輩出するなど、備前焼の歴史上で果たした功績はまさに「備前焼中興の祖」と呼ばれるに相応しいもので、彼無くして現在の備前焼人気はありえなかったことでしょう。

1967年(昭和42年)に71歳で亡くなるまでの間に生み出された作品は数々の賞を受賞、国内外で開催された陶芸展にも幾度も作品を出品しています。
岡山県文化財保護協会理事、備前町文化財保護委員長、日本工芸会理事なども務められています。


Bizen ware 備前焼 金重陶陽 茶碗

日本工芸会ホームページ 金重陶陽氏の主要作品

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著名人 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/02/12 23:50
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