新田選手、メダル逃すも健闘
ソチで行われている冬季パラリンピック。
2月10日は前回の2010年バンクーバーで金メダルを二つ獲得、今大会もメダルの期待が掛かる新田 佳浩(にったよしひろ)選手が出場する『ノルディックスキー距離男子20キロクラシカル立位』が行われました。
新田選手は1周目、前大会の10キロクラシカル立位で金メダル獲得の原動力となったパワフルな滑りで、アドバンテージを築くことに成功し、4kmの時点で二位となる素晴らしい滑り出し。
以後は体力の消耗を防ぐためにピッチを細かくする「アメンボ走法」でタイムの落ちを減らす作戦に。
しかしその後は新田選手の前にスタートをしている、目標とする三位争いの相手:フィンランドのトゥオシスト・イルカ選手の後ろ姿に近づくどころか、4km以降は差が広がる一方という厳しい展開となりました。
結果、荒井監督曰く「想定タイムより2分間も早かった。よく頑張ったと思う」という評価を受けながらも、惜しくも順位は4位で、メダルには今一歩届きませんでした。
精魂尽き果てたかのようにゴール後は雪の上でしばらくうつ伏せでいた新田選手の姿がすごく印象的でした。
この大会に向けて今まで努力してきたすべてを出し切ったのでしょう。メダルこそ逃しはしましたが感動的なゴールでした。
「コングラチュレーション」
新田選手はメダルを獲得したライバルの選手らにそう伝え称えたそうですが、彼の戦いはまだ終わったわけではありません。
新田選手は12日に行われる『スプリント・フリー(1キロ)』にもエントリーしています。今度は新田選手が他の選手から「コングラチュレーション」の言葉を貰えるような結果が出せることを祈っています。
2月10日は前回の2010年バンクーバーで金メダルを二つ獲得、今大会もメダルの期待が掛かる新田 佳浩(にったよしひろ)選手が出場する『ノルディックスキー距離男子20キロクラシカル立位』が行われました。
新田選手は1周目、前大会の10キロクラシカル立位で金メダル獲得の原動力となったパワフルな滑りで、アドバンテージを築くことに成功し、4kmの時点で二位となる素晴らしい滑り出し。
以後は体力の消耗を防ぐためにピッチを細かくする「アメンボ走法」でタイムの落ちを減らす作戦に。
しかしその後は新田選手の前にスタートをしている、目標とする三位争いの相手:フィンランドのトゥオシスト・イルカ選手の後ろ姿に近づくどころか、4km以降は差が広がる一方という厳しい展開となりました。
結果、荒井監督曰く「想定タイムより2分間も早かった。よく頑張ったと思う」という評価を受けながらも、惜しくも順位は4位で、メダルには今一歩届きませんでした。
精魂尽き果てたかのようにゴール後は雪の上でしばらくうつ伏せでいた新田選手の姿がすごく印象的でした。
この大会に向けて今まで努力してきたすべてを出し切ったのでしょう。メダルこそ逃しはしましたが感動的なゴールでした。
「コングラチュレーション」
新田選手はメダルを獲得したライバルの選手らにそう伝え称えたそうですが、彼の戦いはまだ終わったわけではありません。
新田選手は12日に行われる『スプリント・フリー(1キロ)』にもエントリーしています。今度は新田選手が他の選手から「コングラチュレーション」の言葉を貰えるような結果が出せることを祈っています。
新田選手へ古里からエール 西粟倉のPVに100人集結
「よー頑張った」―。ソチ冬季パラリンピックのノルディックスキー競技20キロクラシカルが行われた10日、新田佳浩選手を応援するパブリックビューイング(PV)が出身地の岡山県西粟倉村で開かれた。表彰台にはあと一歩届かなかったが、村民たちは勝負を諦めない力走をたたえた。
村教委が初企画し、会場のあわくら会館(同村影石)に約100人が集結。大型画面に勇姿が映し出されると「頑張れ新田! ファイトだ新田!」の大声援が起き、西粟倉小6年の児童は「何事も諦めない選手。メダルを持ち帰って」とスティックバルーンをたたいた。
メダル圏内を争い、4位と健闘。全力を尽くし雪上に横たわる新田選手を見た地元の女性は「一生懸命な姿に感動した。よー頑張ったね」と拍手を送った。
新田選手の父茂さん(65)と母多恵子さん(63)は「心の支えだったおじいちゃんが亡くなり目標を失いかけた時期もあったが、精いっぱいやってくれた」とねぎらった。
PVは、12日の1キロスプリントでも行われる。
山陽新聞 新田選手へ古里からエール 西粟倉のPVに100人集結(2014/03/10)
「よー頑張った」―。ソチ冬季パラリンピックのノルディックスキー競技20キロクラシカルが行われた10日、新田佳浩選手を応援するパブリックビューイング(PV)が出身地の岡山県西粟倉村で開かれた。表彰台にはあと一歩届かなかったが、村民たちは勝負を諦めない力走をたたえた。
村教委が初企画し、会場のあわくら会館(同村影石)に約100人が集結。大型画面に勇姿が映し出されると「頑張れ新田! ファイトだ新田!」の大声援が起き、西粟倉小6年の児童は「何事も諦めない選手。メダルを持ち帰って」とスティックバルーンをたたいた。
メダル圏内を争い、4位と健闘。全力を尽くし雪上に横たわる新田選手を見た地元の女性は「一生懸命な姿に感動した。よー頑張ったね」と拍手を送った。
新田選手の父茂さん(65)と母多恵子さん(63)は「心の支えだったおじいちゃんが亡くなり目標を失いかけた時期もあったが、精いっぱいやってくれた」とねぎらった。
PVは、12日の1キロスプリントでも行われる。
山陽新聞 新田選手へ古里からエール 西粟倉のPVに100人集結(2014/03/10)
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