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田舎暮らしとスマートフォン

携帯電話と言えばガラケーという時代はいつしか終わり、気がつけば大半の人がスマートフォンを利用しているようになりましたね。
つい最近になって、電池持ちが良くて片手での操作が出来るガラケーが見直されてきたようにも思えますが、それでも再びガラケーが天下を取ることは無いでしょうね。ビジネスマンなどは用途によってガラケーとスマートフォンの両方を所有し状況によって使い分ける人も増えているようです。

ガラケーが携帯電話に様々な機能を追加し、日本国内で劇的に便利に進化したモノなのに対して、スマホはPCに電話機能を追加したモノです。
ですから様々なアプリをダウンロードしてインストールすることで、便利なツールとしてスマホを利用できるという、ガラケーにはマネできないメリットがあります。
※スマホ・ガラケーのそれぞれのメリットとデメリットなどはみなさんよくご存じでしょうから割愛させてもらいます。

スマホには“テザリング”という機能が付いているものが多いですが、このテザリングが優れモノです。
都会ならPC用のインターネット回線に困るようなことはあまりないでしょうが、光回線が通っていないような人里離れたところではADSLで対応したとしても基地局からの距離がかなりあって理想的な通信速度を得られないケースがあります。

近年、中山間地域でも光回線を積極的に導入する事業が行われており、ド田舎の小さな集落なのに光回線が引き込まれていることも多くなってきましたが、そうではないところもまだまだ有りますし、まったく近隣に民家が無い辺鄙なところにある土地を購入してマイホームを建てた場合などはインターネット回線に困ると思います。

そんな場合に携帯電波の繋がるところならどこでもインターネットが可能になるテザリング機能が便利です。

携帯電波を利用しPCでのインターネット通信を可能にする外付けモデムが携帯会社から販売されていますが、料金が携帯1台分くらいかかってしまいます。
そこでスマホについているテザリング機能を利用すればそのスマホの利用料金だけですみますよね。

気になる通信速度もよほど電波状況が悪くない限りISDNなんか目じゃありません。
ADSLとドッコイドッコイかそれ以上、状況によっては光通信にこそ劣りますがそれに近いレベルでの通信が可能になることもあります。

問題はスマホの電池消耗の早さ。大きなデータのアップロードやダウンロードの途中で電池切れにならないように気をつけてくださいね。


田舎暮しとは関連しませんが、スマホ繋がりの話題を。

岡山市が中心市街地の回遊性向上を目指して、スマホの位置情報機能を利用した観光地やイベントを案内するゲーム的な要素を取り入れたアプリの開発のアイデアを民間企業を対象に公募しているそうです。


回遊性向上へアプリ開発 岡山市、観光・催し情報発信

 岡山市は中心市街地の回遊性向上を目指し、スマートフォン向けの無料アプリケーション(応用ソフト)の開発に乗り出す。岡山城、西川緑道公園といった観光や憩いのスポットを案内したり、イベント情報を発信したりすることで市民や観光客がまちなかの魅力を感じながら歩けるようにする。11月にJR岡山駅南で予定される大型商業施設「イオンモール岡山」開業前の利用開始を目指す。

 スマホの位置情報機能などを活用し、観光スポットの近くになると所在地を教えたり、イベント開催場所まで誘導したりする。スポットに到着すると歴史的な経緯や逸話、見どころといった情報を画面に表示する。グルメスポットや文化施設の紹介も検討している。

 市は、アプリにゲーム的な要素を盛り込んで楽しみながら回遊できる内容になるよう民間企業を対象にアイデアを募る方針。6月にも公募を始め、最も優れた提案を寄せた企業に開発を委託する。

 2014年度一般会計当初予算に盛り込んだ中心市街地活性化の政策パッケージ事業の一つ。事業費は650万円。

山陽新聞 回遊性向上へアプリ開発 岡山市、観光・催し情報発信

JR岡山駅南に11月オープン予定のイオンモール岡山。
これによってかなりの人が岡山駅周辺に集中するようになるのは間違いなく、市では道路や横断歩道自転車専用道路などの整備を進めていますが、こういうソフト面でのフォローも大切ですよね。
どうせやるなら遊び心たっぷりで観光客だけでなく、市内に詳しい市民もアプリを愉しめるようなものになるといいですよね。

どんなアプリが出来るのか今から楽しみです。もっとも現在ガラケーしか持ってないんですけど(笑)。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/04/07 23:49
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