木下サーカスが岡山公演
今年(2014年)は四年ぶりとなる「木下サーカス」の岡山公演が、6月7日~8月31日の夏の間行われるそうです。
インターネットでいろんな動画が見られるようになった今の時代、サーカスの動画も探せば見ることが出来るんでしょうが、やっぱりこういうものは目の前で観るからこその醍醐味があります。
PCの画面で見ただけでは到底伝わらない迫力と緊張感、一度は体感したいものですよね。
臨場感あふれる木下サーカスのダイジェストをお楽しみください!
木下サーカスは、「ボリショイサーカス(ロシア)」「リングリングサーカス(アメリカ)」に続いて世界三大サーカスに数えられていますが、その本部は岡山県の岡山市にあることはご存じだったでしょうか。
明治10年(1877年)に興行師の木下藤十郎さんが岡山市に「旭座」を開設し、彼に見込まれた矢野唯助さんが木下家に婿養子入りして明治35年(1902年)に中国の大蓮にて後の木下サーカスの原点となる曲馬団を創業。
中国の沿岸部やロシアを巡業していたのですが、日露戦争が勃発したため帰国せざるを得なくなり、拠点を岡山市に移しました。
そして明治37年(1904年)に岡山市にて国内最初の興行を行いました。
初代団長の木下唯助さんは当時の流行りの芸を取りいれる興行師の手腕に秀でていて、ロシアのサーカスを訪れて空中ブランコを取り入れるために、ブランコの高さ・飛距離・技術などを何度も見学して学び、自分のサーカスに取り入れることに成功。
木下サーカスの目玉の一つであり、今もフィナーレを飾る空中ブランコの芸はかつて「ロシア飛び」と呼ばれていたそうですが、その名前の由来はそんなところにあったんですね。
その後、大正になると像や熊などの動物も加えて発展し、昭和初期の像の“若玉”と馬の“金馬”が大ヒット。
その記念に岡山市内にその名前を付けた映画館「金馬館」「若玉館(のちのテアトル岡山)」を設けたほどなんだそうです。
そうして初代団長の唯助さんは、岡山を本拠地に全国のタカマチと称される祭礼の場を追い、木下サーカスの基盤を築き上げることに成功。現在は二代目の二男・唯志さんが四代目に就任しています。
唯志さんは明大経営学部で学び、英会話を身に付け国際感覚を養い、欧米のサーカスを視察するなどして、新しいサーカス像の創造に務めているのだそうです。
インターネットでいろんな動画が見られるようになった今の時代、サーカスの動画も探せば見ることが出来るんでしょうが、やっぱりこういうものは目の前で観るからこその醍醐味があります。
PCの画面で見ただけでは到底伝わらない迫力と緊張感、一度は体感したいものですよね。
臨場感あふれる木下サーカスのダイジェストをお楽しみください!
木下サーカスは、「ボリショイサーカス(ロシア)」「リングリングサーカス(アメリカ)」に続いて世界三大サーカスに数えられていますが、その本部は岡山県の岡山市にあることはご存じだったでしょうか。
明治10年(1877年)に興行師の木下藤十郎さんが岡山市に「旭座」を開設し、彼に見込まれた矢野唯助さんが木下家に婿養子入りして明治35年(1902年)に中国の大蓮にて後の木下サーカスの原点となる曲馬団を創業。
中国の沿岸部やロシアを巡業していたのですが、日露戦争が勃発したため帰国せざるを得なくなり、拠点を岡山市に移しました。
そして明治37年(1904年)に岡山市にて国内最初の興行を行いました。
初代団長の木下唯助さんは当時の流行りの芸を取りいれる興行師の手腕に秀でていて、ロシアのサーカスを訪れて空中ブランコを取り入れるために、ブランコの高さ・飛距離・技術などを何度も見学して学び、自分のサーカスに取り入れることに成功。
木下サーカスの目玉の一つであり、今もフィナーレを飾る空中ブランコの芸はかつて「ロシア飛び」と呼ばれていたそうですが、その名前の由来はそんなところにあったんですね。
その後、大正になると像や熊などの動物も加えて発展し、昭和初期の像の“若玉”と馬の“金馬”が大ヒット。
その記念に岡山市内にその名前を付けた映画館「金馬館」「若玉館(のちのテアトル岡山)」を設けたほどなんだそうです。
そうして初代団長の唯助さんは、岡山を本拠地に全国のタカマチと称される祭礼の場を追い、木下サーカスの基盤を築き上げることに成功。現在は二代目の二男・唯志さんが四代目に就任しています。
唯志さんは明大経営学部で学び、英会話を身に付け国際感覚を養い、欧米のサーカスを視察するなどして、新しいサーカス像の創造に務めているのだそうです。
木下サーカスの出し物には、前述の空中ブランコをはじめとし、網目で出来た球体の中で繰り広げられるオートバイショー、グルグル回る繋がった二つの大きな車輪を使った大車輪ショー、綱渡りやはしごなどの古典芸、様々な動物達による曲芸など、いずれも人気なんですが一番の売りはホワイトライオン8頭による猛獣ショー。
コレが見れるのは木下サーカスだけ!
ホワイトライオンっていうだけでも珍しいので見てみたいのに、いろんな芸まで披露してくれるんですから一見の価値アリですよね。
今回の岡山公演は岡山市政令都市移行5周年を記念したもので、6月7日に開幕。
休演日は8月14日をのぞいた毎週木曜日、6月11日、7月2日、16日、8月12日となっています。
岡山公演のスケジュール、開園時間、入場料金などは下のリンクからご確認くださいね。
木下サーカス公式サイト 【公演スケジュール/岡山公演】
ところで今回の岡山公演を主催する山陽新聞社は県内の福祉施設に福祉招待券計1万枚を贈ったんだそうです。
いくら主催でも1万枚はすごいですね!
木下大サーカスの招待券を寄贈 岡山県と岡山市に計1万枚
6月7日に岡山市北区北長瀬の岡山操車場跡地で「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー 木下大サーカス」が開幕するのを前に、木下サーカスと創刊135周年記念事業として主催する山陽新聞社は22日、岡山県と岡山市に福祉招待券計1万枚を贈った。県内の福祉施設に配布される。
県庁での贈呈式には、木下サーカスの木下唯志社長と木下嘉子副社長、木下龍太郎常務、山陽新聞社の白髭研介営業局長が訪問。白髭局長が「世界の一流パフォーマンスは世代を超えて楽しめる。福祉施設の方にも喜んでもらい、笑顔の輪が広がることを願っている」とあいさつし、木下社長とともに招待券5千枚を伊原木隆太知事に手渡した。
伊原木知事は「テントの中は魔法の国が広がり、うれしいプレゼントになるはず。一人でも多くの人に利用してもらいたい」と礼を述べた。
木下社長らは岡山市役所も訪れ、大森雅夫市長に5千枚を贈った。
岡山公演は2010年以来4年ぶり。公演は8月31日まで(8月14日を除く毎週木曜と6月11日、7月2、16日、8月12日休演)。世界でもまれなホワイトライオンによる猛獣ショーや迫力満点のオートバイショー、空中ブランコなどが繰り広げられる。
山陽新聞 木下大サーカスの招待券を寄贈 岡山県と岡山市に計1万枚(2014/04/22)
コレが見れるのは木下サーカスだけ!
ホワイトライオンっていうだけでも珍しいので見てみたいのに、いろんな芸まで披露してくれるんですから一見の価値アリですよね。
今回の岡山公演は岡山市政令都市移行5周年を記念したもので、6月7日に開幕。
休演日は8月14日をのぞいた毎週木曜日、6月11日、7月2日、16日、8月12日となっています。
岡山公演のスケジュール、開園時間、入場料金などは下のリンクからご確認くださいね。
木下サーカス公式サイト 【公演スケジュール/岡山公演】
ところで今回の岡山公演を主催する山陽新聞社は県内の福祉施設に福祉招待券計1万枚を贈ったんだそうです。
いくら主催でも1万枚はすごいですね!
木下大サーカスの招待券を寄贈 岡山県と岡山市に計1万枚
6月7日に岡山市北区北長瀬の岡山操車場跡地で「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー 木下大サーカス」が開幕するのを前に、木下サーカスと創刊135周年記念事業として主催する山陽新聞社は22日、岡山県と岡山市に福祉招待券計1万枚を贈った。県内の福祉施設に配布される。
県庁での贈呈式には、木下サーカスの木下唯志社長と木下嘉子副社長、木下龍太郎常務、山陽新聞社の白髭研介営業局長が訪問。白髭局長が「世界の一流パフォーマンスは世代を超えて楽しめる。福祉施設の方にも喜んでもらい、笑顔の輪が広がることを願っている」とあいさつし、木下社長とともに招待券5千枚を伊原木隆太知事に手渡した。
伊原木知事は「テントの中は魔法の国が広がり、うれしいプレゼントになるはず。一人でも多くの人に利用してもらいたい」と礼を述べた。
木下社長らは岡山市役所も訪れ、大森雅夫市長に5千枚を贈った。
岡山公演は2010年以来4年ぶり。公演は8月31日まで(8月14日を除く毎週木曜と6月11日、7月2、16日、8月12日休演)。世界でもまれなホワイトライオンによる猛獣ショーや迫力満点のオートバイショー、空中ブランコなどが繰り広げられる。
山陽新聞 木下大サーカスの招待券を寄贈 岡山県と岡山市に計1万枚(2014/04/22)
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