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五大北天まんじゅう

津山市の銘菓、岡山県内では津山土産として結構有名なお菓子『つつや』さんの“五大北天まんじゅう”。
“五大”とは仏教用語で、空・風・火・水・地を現わしています。

つつやさんは鶴山通りをまっすぐ北に行き、津山工業高校を過ぎてもう少し先。中国自動車道の高架の少し南、中国銀行津山北支店の北側にあります。
(当社から約400m!)


つつや店舗外観

近くにバス停はありますが、一日のバスの便を考えると自動車でのアクセスがオススメなんですが、中国自動車道の高速バスのバス停「津山北」から300mもありませんので、遠方からのアクセスも案外と悪くないんですねぇ。
※看板や暖簾に毛筆で書かれているお店の名称が『つゝや』に見えるんですが、包装紙に貼られているシールに印刷されているのを見ると『製造者 有限会社つつや』となっていますので、当ブログでは『つつや』と表記しています。

つつやさんで販売されているのは、五大北天まんじゅうオンリーです。
製造方法や素材を昔ながらの者にこだわっているため、いくつもの商品があると手間が掛かってしまうので、このまんじゅう一本で勝負しているのだそうです。
“昔ながら”の製法とは、添加物や冷凍品などを使用せず、朝作った商品をその日に売切ってしまうこと。 これを「朝生(あさなま)」と呼ぶのだそうです。

五大北天まんじゅうは黒糖まんじゅうの一種で、その濃い茶色の皮とキノコの笠のような平べったい形状が特徴です。癖のない素朴な味で、甘さ控えめなことと一個あたりのボリュームがあまりないこともあって、甘いものがそんなに得意じゃない人でも食べやすいですね。

五大北天まんじゅう(10個入)包装を開くとこんな感じ
これが五大北天まんじゅう!割ってみました

黒糖をベースに北海道産の小麦粉と四国の徳島から取り寄せた和三盆ができる前の白下糖を隠し味にして、美作地方の名水・後山の湧水でこねた生地を一週間寝かせ、その生地で北海道産の小豆で作った餡をくるんで通常の倍の時間をかけてじっくりと蒸しあげる。
時間を掛けて蒸すことで旨味が逃げないししっとり感がでるのだそうです。

添加物は一切使用していないので賞味期限は三日間。もちろん製造されたその日のうちに食べるのが一番です♪
その日のうちに食べられない場合は、ラップでくるんで冷凍保存しレンジでチンすれば時間が開いても美味しく食べられるそうです。てんぷらにして食べても美味しいそうですが、これはまだ試した事がありませんので、誰か試した事がある方、どんな感じになるのか教えていただければ!

ところで、開店当初から一個50円で販売してきていましたが、この度の消費税の増税のあおりを受けてか10個入りで550円=一個55円になっていました。
これも時代の流れ…仕方のない事ですが、逆に今まで価格を据え置いてきたことの方がスゴイとも思えますね。

つつや
岡山県津山市小原82-4 【地図】
0868-227-6616
休業日:毎週水曜日
営業時間:8:00~18:00 (売切れ次第終了)

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グルメ | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/05/02 23:41
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