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和気町ってどんなところ?

平成18年、旧和気町の北側に隣接している佐伯町と合併し現在の和気町となりました。
和気郡には平成の大合併以前、和気町・佐伯町・吉永町・日生町の四つの町があったのですが、吉永町と日生町が備前市と合併し、佐伯町が和気町と合併した結果、和気町は和気郡唯一の町となっています。
和気町は岡山県の南東部にある町で、北側に美作市、東側から南側にかけて備前市、西側に赤磐市が隣接しています。

和気町は吉備高原から連なる、標高200m~400mの山々に囲まれた自然豊かな町です。
町の大半が山林で、その谷間に沿って交通網が発達、限られた平地に田畑を作り多くの人々が暮らしてきたところで、岡山県東部を南北に走る「吉井川」と和気町内を東西に流れる「金剛川」が合流する地点が小さな盆地となっていて町の中心として栄えています。

町の中心部がある南部エリアは比較的温暖で暮らしやすいのですが、旧佐伯町だった北部エリアは大半が山ですので標高の高いところも少なくなくありません。冬の早朝は路面凍結する事もありますし、たまに数センチ程度の雪が積もることもありますので、自家用車利用の人は、冬季は用心のためにスタッドレスタイヤに変えたほうが安心でしょう。


交通の面では、山陽自動車道が町を東西に横切っていて、中心部付近に「和気IC」が設けられています。
鉄道はJR山陽本線が町南部を横断しており、町中心部に「和気駅」ひとつあるだけです。したがって和気町内の大半のエリアは鉄道とは縁が無く、自家用車を持たない人はバス利用となります。
高速道路では他に、「美作岡山道路」が現在造られている最中で、赤磐市にある「熊山IC」から和気町の「佐伯IC」間が開通しています。この「美作岡山道路」はいずれは中国自動車道と山陽自動車道に接続される予定で、早期の完成が待ち望まれています。
国道374号線が「吉井川」に沿うようにして町内を縦断、北隣の美作市と南隣の備前市とを繋ぐメインの道路です。かつては片上鉄道が備前市から和気町・美作市を経由して美咲町(旧吉井町)まで走っていたのですが、現在は廃線されサイクリング・ウォーキングロードとして整備、「片上ロマン街道」として生まれ変わっています。
東西の交通では県道96号線が南部を横切り、西隣の赤磐市と東隣の備前市とを連結しています。


和気町の産業は、南部の平野部では農地が広がり、古くから吉井川の清流を利用した農業がメインでしたが、時代の流れと共に兼業農家が増え、工業・商業人口が大きく増加しています。
北部では稲作・様々な野菜の他に果物栽培も盛んです。
「和気IC」とJR山陽本線「和気駅」があり、国道374号線と県道96号線が交わる和気町中心部は、東備エリアの中核として栄え、交通の優位性を活かして大型優良企業の誘致に力を入れています。


通信インフラの状況ですが、和気町では平成21年10月、和気町全域で光ブロードバンドサービスを利用可能にするために必要な光ファイバー網を整備すると発表しています。
現在のところ、光通信が可能になったエリアも多いのですが、山間部などのまだADSLに頼らなくてはならない所やISDNしかダメな所もあるようで、移住する前にしっかりと調べておいたほうがいいようです。


観光では、日本全国から百種の藤を集めた「藤公園」、「和気鵜飼谷温泉」、「大中山温泉」、タンチョウヅルを飼育している「岡山県自然保護センター」、リンゴ狩りが楽しめる「三保高原スポーツ&リゾート(旧名・佐伯ファミリーパーク)」などがあります。


田舎暮らしについてですが、山里には古い家も多く残っている地域ですので、そういうところから山里古民家物件が出る可能性があります。中心部付近の集落でも古い家は少なくありませんが、現在の生活に適応した今風の家もあります。街中や住宅街の中でない限りは土地も広く、農地付も珍しくありません。
和気町の中心部はかなり便利なので、中心部付近なら不自由なく便利な田舎暮らしが可能ですよ。
山陽自動車道やJR山陽本線を利用すれば、関西圏や岡山市街地へのアクセスも良いところです。


「岡山県和気町公式Webサイト」


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○○ってどんなところ? | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2011/06/18 15:28
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