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山火事

5月11日、兵庫県赤穂市の山陽自動車道近くにある山林で山火事が発生し、近隣の住民が避難、山陽自動車道と播磨自動車道の上下線の一部が7時間半に渡り通行止めになりました。

この山火事は11日の午後3時40分ごろに発生し、消火活動もむなしく約14時間燃え続け、12日の午前5時55分ごろにほぼ鎮火。
この山火事によるケガ人や住宅への延焼は無かったようですが、山の約70ヘクタールを萌えつくしてしまったそうです。

野焼きかタバコが原因かと思っていたところ、なんと家の庭でバーベキューをした後に炭の鎮火をろくに確認もせず、近くの山へ捨てたのが原因だったそうです。
そもそも、自宅で発生した不要物を他人の所有物である山に捨てるという行為にあきれますが、バーベキューで使用した炭を山に捨てようという発想が信じられません。

赤穂署は被害の大きさから山火事の原因を作った40歳男性を森林法違反(森林失火)の疑いで逮捕したとのことですが、せめて「山に捨てるんだから念には念を入れて炭の鎮火をしっかりとしてからにしよう」というくらいの判断が40歳にもなってできなかったんでしょうか?

この山火事は家族6人でバーベキュー後、使用していた炭を山に捨てた後に家に戻って火災に気づき消そうとしたが燃え広がったために消防へ連絡をしたとのこと。
TBSのニュースサイトでは、この家族にインタビューがとれているんですが、
 「風がきつかったので、(風が)火をおこすみたいになった。火の芯が残っていた。水かけをしたんですけど、それが風で飛んだんですね」と、これじゃ運が悪くタマタマ火事になっちゃった、ついてなかった程度にしか考えてなさそうに思えてしまいます…。

森林法の第八章第二百三条によりますと「火を失して他人の森林を焼燬した者は、五十万円以下の罰金に処する。
2 火を失して自己の森林を焼燬し、これによつて公共の危険を生じさせた者も前項と同様とする。」とあります。
今回の山火事での被害総額は、直接火事で失われた山の動植物だけでなく、高速道路の長時間の通行止め、近隣住民の避難なども考えると相当な金額になりそうです。

林野庁のサイトを参考にしますと、山火事は全国で1年間に約2,000件発生し、森林の焼失面積は約1,000ヘクタールで、損害額は約5億円なんだそうです。
これを今回の山火事に当てはめると山だけの損害額で3500万円になります。もちろん植林と雑木山など条件によってその額は違ってきますのであくまでも参考ですが、とんでもない賠償額になってしまいそうです。

ほんの少しの判断力・想像力、そしてマナーの欠如が招いた今回の大参事。それによって失われた森林を元どおりの状態に戻すのは容易なことではありません。

森林は木材の供給の他にも、二酸化炭素を吸収して酸素を排出、水を貯めたり水質を浄化、野生動物や鳥類・昆虫などの住処であり、山崩れの防止にもなっていて、とても重要な役割を果たしています。

森林が山火事によって焼失した場合、山の保水能力が低下するため、台風や近年多発している集中豪雨など大雨が降った時に土砂崩れなどの自然災害が発生しやすくなって、甚大な被害が起きる可能性があります。
住処を失った野生動物や鳥類が食べ物を求めて里に下りてきて農作物を荒らしたりという被害も想像に難しくありません。

山火事の原因は統計によりますと、「焚火30%」「タバコ15.3%」「放火9.1%」「火遊び5.4%」「その他40%」。
明らかに人間の何らかの行動が原因となっていることが大半を占めてしますので、逆に言えば人間がしっかりと気を付けていれば山火事は簡単には起こらないということですよね。

そのためには、
・枯葉・枯れ草など、燃えやすい場所では焚火などの行為は避ける
・キャンプやピクニックなどで火を利用する場合には、火から目を離さない
・利用後の火の後処理は完ぺきに行う
・喫煙する場合にはポイ捨てせず携帯灰皿を使う。捨てる場合には完全に消火する
・火遊びはしない。花火など以ての外。

これからの季節、山へ出掛けて自然と触れ合うレジャーを楽しむこともあるでしょうが、以上のことを頭に入れて、火の管理には十分に気をつけてください。
楽しい思い出になるはずが、悲しい思い出とならないために。

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田舎での生活 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/05/12 23:40
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