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映画「見えないから見えたもの」出演者募集中

1964年東京パラリンピックの卓球金メダリストにして元岡山県立岡山盲学校教頭、現在は社会福祉法人岡山県視覚障害者協会理事・岡山県立岡山盲学校講師を務める竹内昌彦さんをご存知でしょうか?
みなさんになじみのあるところで言えば、視覚障害者が安全に横断歩道などを通行出来るための「点字ブロック」を発案・制作し、普及に努めた方です。
モンゴルに視覚障害者向けの職業訓練校を作ることにも尽力されています。

竹内さんは生後まもない時に患った肺炎の高熱の影響で視力が低下し、小学校2年生で失明。幾多の苦難に合いながらも愛情深く育ててくれた両親と恩師のおかげもあって、その苦難から逃げずに向き合って乗り越え、数々の偉業を成されています。

その竹内さんの生き方に感銘した人々が、彼の著書のひとつ『あの日、あの時』を原作とした自主制作映画を撮るプロジェクトを立ち上げています。
このプロジェクトの実行委員会によりますと、二千万円を目標に映画製作費を募集中なのですが、映画の予告編を制作した効果もあってか今年5月の段階で1180万円が集まっているそうです。


拝啓、竹内昌彦先生

『あの日、あの時』を原作とする映画のタイトルは『見えないから見えたもの』に仮決定、幼くして視力を失った経緯、小学校時代のいじめ、1964年に開かれた東京パラリンピックで金メダルを得るまでをまとめた作品になるそうです。

目標金額にはまだ届かないものの、いよいよ今年7月にクランクインを予定。それに合わせてボランティアの出演者と制作スタッフの募集を5月から開始しています。

募集しているのは、
①映画の主要キャスト(書類選考後、面接とオーディション)
②映画のエキストラ(書類選考)
③映画制作の運営スタッフ(書類選考と面接)

①のキャストは、主人公である竹内さんの少年期(小1から小3)、18歳~25歳までの青年期、30歳~50歳までの壮年期をそれぞれを演じられる男性
②主人公の母親役
③小学校、高校のクラスメート
④主人公の息子。
⑤その他のエキストラ

経験者・未経験者は問わず、新人・芸能人を目指している方の応募も可能だそうですよ。
詳しくは「拝啓、竹内先生」映画化実行委員会のサイトでご覧ください。

見えないから見えたもの 映画化実行委員会

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ニュース | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2014/05/16 23:59
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