津山弁講座:動詞+あー
津山弁の語尾シリーズです。
津山弁では動詞の後に“あー”を付けることで、その行動を“するに決まってる”という表現になります。
動詞には「~る」となる単語が多いので、“~る”+“あー”で“~らー”となることが多くなりますね。
例をいくつかあげてみます。
・する→すらー=するよ、するに決まってるよ
・走る→走らー=走るよ、走るに決まってるよ
・取る→取らー=取るよ、取るに決まってるよ
・見る→見らー=見るよ、見るに決まってるよ
・貯める→貯めらー=貯めるよ、貯めるに決まってるよ
“書く”“叩く”“裁く”など、語尾が“く”の場合には“かー”となります。
・書く→書かー=書くよ、書くに決まってるよ
・叩く→叩かー=叩くよ、叩くに決まってるよ
・裁く→裁かー=裁くよ、裁くに決まってるよ
“言う”“食らう”“しまう”など、語尾が“う”の場合には“わー”となります。
・言う→言わー=言うよ、言うに決まってるよ
・食らう→食らわー=食らうよ、食らうに決まってるよ
・しまう→しまわー=しまうよ、しまうに決まってるよ
“打つ”“持つ”“立つ”など、語尾が“つ”の場合には“たー”となります。
・打つ→打たー=打つよ、打つに決まってるよ
・持つ→持たー=持つよ、持つに決まってるよ
・立つ→立たー=立つよ、たつにきまってるよ
“話す”“湯がす”“隠す” など、語尾が“す”の場合には“さー”となります。
・話す→話さー=話すよ、話すに決まってるよ
・湯がす→湯がさー=湯がすよ、湯がすに決まってるよ
・隠す→隠さー=隠すよ、隠すに決まってるよ
難しくないですよね?
津山弁では動詞の後に“あー”を付けることで、その行動を“するに決まってる”という表現になります。
動詞には「~る」となる単語が多いので、“~る”+“あー”で“~らー”となることが多くなりますね。
例をいくつかあげてみます。
・する→すらー=するよ、するに決まってるよ
・走る→走らー=走るよ、走るに決まってるよ
・取る→取らー=取るよ、取るに決まってるよ
・見る→見らー=見るよ、見るに決まってるよ
・貯める→貯めらー=貯めるよ、貯めるに決まってるよ
“書く”“叩く”“裁く”など、語尾が“く”の場合には“かー”となります。
・書く→書かー=書くよ、書くに決まってるよ
・叩く→叩かー=叩くよ、叩くに決まってるよ
・裁く→裁かー=裁くよ、裁くに決まってるよ
“言う”“食らう”“しまう”など、語尾が“う”の場合には“わー”となります。
・言う→言わー=言うよ、言うに決まってるよ
・食らう→食らわー=食らうよ、食らうに決まってるよ
・しまう→しまわー=しまうよ、しまうに決まってるよ
“打つ”“持つ”“立つ”など、語尾が“つ”の場合には“たー”となります。
・打つ→打たー=打つよ、打つに決まってるよ
・持つ→持たー=持つよ、持つに決まってるよ
・立つ→立たー=立つよ、たつにきまってるよ
“話す”“湯がす”“隠す” など、語尾が“す”の場合には“さー”となります。
・話す→話さー=話すよ、話すに決まってるよ
・湯がす→湯がさー=湯がすよ、湯がすに決まってるよ
・隠す→隠さー=隠すよ、隠すに決まってるよ
難しくないですよね?
“~出来ます”という場合には、次のようになります。
・出来る→出来らー=出来ます、出来るに決まってるよ
・言える→言えらー=言えるよ、言えるに決まってるよ
・書ける→書けらー=書けるよ、書けるに決まってるよ
通常は上記のように、“~る”を“らー”に変えればいいんですが、例えば“貯められる”を津山弁では“貯められる”ではなく“貯めれる”というように「ら抜き言葉」となりますので、“貯めれらー”となります。
逆に例えば“話せる”に余分な“れ”を咥えてしまう「れ足す言葉」となり、“話せれる”→“話せれらー”となってしまいます。
ただし、ら抜き言葉にしてもれ足す言葉にしても、必ずしもそうではなく、足したり足さなかったり、抜いたり抜かなかったりしますので、バリエーションとして覚えておけばいいくらいに思って結構です(笑)。
バリエーションと言えば、長音の後に“や”を咥えてその言葉を強調することがありますので、これも例をいくつかあげてみます。
・する→すらーや=するに決まってるだろ、しないわけないだろう
・喋る→喋らーや=喋るに決まってるだろ、しゃべらないわけないだろう
・歌う→歌わーや=歌うに決まってるだろ、歌わないわけないだろう
・待つ→待たーや=待つに決まってるだろ、待たないわけないだろう
・吊るす→吊るさーや=吊るすに決まってるだろ、吊るさないわけないだろう
いかがでしょうか?
文章で読むだけではわかりにくいかもしれませんが、実際に聞いたり口に出してみると理解しやすいかもしれませんね。
・出来る→出来らー=出来ます、出来るに決まってるよ
・言える→言えらー=言えるよ、言えるに決まってるよ
・書ける→書けらー=書けるよ、書けるに決まってるよ
通常は上記のように、“~る”を“らー”に変えればいいんですが、例えば“貯められる”を津山弁では“貯められる”ではなく“貯めれる”というように「ら抜き言葉」となりますので、“貯めれらー”となります。
逆に例えば“話せる”に余分な“れ”を咥えてしまう「れ足す言葉」となり、“話せれる”→“話せれらー”となってしまいます。
ただし、ら抜き言葉にしてもれ足す言葉にしても、必ずしもそうではなく、足したり足さなかったり、抜いたり抜かなかったりしますので、バリエーションとして覚えておけばいいくらいに思って結構です(笑)。
バリエーションと言えば、長音の後に“や”を咥えてその言葉を強調することがありますので、これも例をいくつかあげてみます。
・する→すらーや=するに決まってるだろ、しないわけないだろう
・喋る→喋らーや=喋るに決まってるだろ、しゃべらないわけないだろう
・歌う→歌わーや=歌うに決まってるだろ、歌わないわけないだろう
・待つ→待たーや=待つに決まってるだろ、待たないわけないだろう
・吊るす→吊るさーや=吊るすに決まってるだろ、吊るさないわけないだろう
いかがでしょうか?
文章で読むだけではわかりにくいかもしれませんが、実際に聞いたり口に出してみると理解しやすいかもしれませんね。
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